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ロリキット「ダッチハンガー」
~カラフルな色の滑り落ちないハンガー
Reported by 本誌:阿部 夏子
ロリキット「ダッチハンガー」。手前から「ネオングリーン」「ネオンパープル」「ネオングリーン」
自宅のクローゼットがとんでもないことになっている。ハンガーから滑り落ちた洋服が下に溜まり、目的の洋服を探すには洋服の山をかき分けて探しているような状態だ。なんとかしなければと思い、とりあえず絶対的に量が足りないハンガーを買い足すことにした。
今回選んだのはロリキット「ダッチハンガー」だ。この製品は衣類が滑り落ちにくいように表面がベルベットになっていることが大きな特徴。表面にベルベッドを採用することにで、プラスチックのハンガーにはなかったような色鮮やかなカラーバリエーションを可能にしている。今回購入したのは「ネオピンク」「ネオンパープル」「ネオングリーン」の3色。メーカー希望小売価格は1本399円。プラザ(旧ソニープラザ)のオンラインショップで399円で購入した。
滑り落ちないハンガーとしてはこのレビューでも過去にご紹介した
「マワハンガー」
が有名だが、今回のハンガーは、カラーバリエーションもパステルカラー中心であったり、本体にハートがついているなど「マワハンガー」と比べるとかなり女性を意識した作りになっている。
本体サイズは445×0.5×255mm(幅×奥行き×高さ)。特筆すべきはその薄さだ。0.5mmで、自宅にあったどのハンガーとくらべてもダントツに薄かった。ハンガー部分は金色の細い真鍮メッキ仕上げになっていて、いかにも女性らしいデザイン。確かにかわいいがなんだか、重い洋服をガンガンかけたら折れてしまいそうな雰囲気。心配になって、ネットで調べてみると、耐荷重は5kg。冬用のコートでもよほど重いものでなければ問題なさそうだ。
本体サイズは445×0.5×255mm(幅×奥行き×高さ)
表面はベルベッドで、本体の中心部にはハートがかたどられている
ハンガー部分は金色の真鍮メッキ仕上げ
最近ではテレビの通信販売でも洋服が滑り落ちないハンガーというのをよく見かけるようになった。というわけでテレビで行なわれている実演そのままにダッチハンガーの「すべらなさ」を試してみた。
まずは、表面がツルツルで普通のハンガーにかけると滑り落ちやすいネクタイ。ネクタイの中心部分を狙ってかけなくてもしっかり掛けることができた。ネクタイより重みのあるパンツやスラックスでも結果は同じ。裾の部分をヒョイと引っ掛けても、落ちることなくそのままの形をキープしている。
これまではパンツ専用のハンガーを使っていたのだが、どうしてもクリップで挟んだ跡がついてしまうのが気になっていた。ダッチハンガーなら、パンツに余計な跡やクセを付けずに掛けることができる。
ネクタイを掛けた様子
パンツを掛けた様子
今までのパンツハンガーはクリップの跡が生地に付くのが気になった
中にパンツをかけてジャケットを外側にかけるという使い方ももちろん可能だ
次に襟ぐりの大きい服。特に女性の場合、困るのがワンピース類。サテンやシフォンなどサラサラした素材のものが多く、ギュウギュウのクローゼットの中だと、ハンガーに掛けて置いたはずの服が見あたらないなんてこともしょっちゅう。これまでは、滑り落ちるのがイヤで、洗濯ばさみを使ってハンガーに無理矢理とめておいたりした。ダッチハンガーで試してみると、襟ぐりの大きい服でも滑り落ちない。
プラスチック製のハンガーだと滑り落ちやすい襟ぐりの大きい服でも滑り落ちることはなかった
服が滑り落ちることがないのできれいな形をキープしたまま収納することができる
ハンガーに引っ掛ける部分が肩紐だけでも大丈夫だった
そのほかいくつかの素材、種類で試してみても、洋服が滑り落ちることはなく、ダッチハンガーが滑り落ちないハンガーの特性をしっかり押さえていることがわかった。ただ、滑り落ちないことだけがダッチハンガーの特徴なわけではない。まず、ハンガーの両端が曲線状になっていること。なめらかな形になっているので洋服にハンガーの型が付くようなことがない。また、0.5mmという薄さも、省スペースにはかなり有効。単純にハンガー本体が薄いのでクローゼットにいつもと同じように、同じ量を収納しても、スペースに余裕ができる。
ハンガーの肩部分がカーブを描いているので洋服のラインを壊さない
0.5mmという薄さはそれだけで省スペースにつながる
洋服がズレ落ちる、ハンガーの余計な型が洋服についてしまうなど、1つ1つは小さいことでも洋服を収納する上でのストレスは結構多い。それがこの製品を使い始めてからかなり解消されたように思う。最初は試しに……と3本しか購入しなかったのだがこれから自宅のハンガーを全て取り替えたいくらいだ。
というわけでかなり気に入って使っている。ダッチハンガーには、ハンガー以外にも関連製品としていくつかの製品を出しているのを知って、ハンガー本体と共に買い足すことにした。
購入したのは、「ダッチハンガー ミニフック4個セット」「ダッチハンガー クリップ4個セット」「ダッチハンガー ドアフック」の3つ。プラザ(旧 ソニープラザ)での購入価格は3製品とも399円だった。
ダッチハンガーミニフック
「ダッチハンガーミニフック」は、ハンガーの首部分に組み合わせて使う。ハンガー本体にフックを取り付けて、もう1本ハンガーを掛けるというのはこれまでなかった発想だ。取り付けは簡単。ダッチハンガーの首部分に、ミニフックを通せば完了。
さっそくもう1本、ハンガーをかけてみる。これは、ハンガーが、平らな形状になっているからこそ出来る部品だ。ハンガーが前にカーブを描いているものや、肩の形状を型どっているものだと、このような使い方はできない。ダッチハンガーの薄さや形状を見事に生かした製品といえる。掛けるスペースは1本分で、2つのハンガーを掛けることができるのでうまく使えば省スペースにもつながる。
1つ注意したいのは耐荷重だ。ハンガー2つ分の重さを1本で支えなければいけないので、掛ける洋服には注意したい。コートや、厚手のセーターなどは避けてシャツやジャケットなど軽めの洋服を掛けるときに活用したい。
ダッチハンガーの首に入れて使う
もう1本ハンガーを掛けたところ
洋服を掛けて使っているところ
横から見たところ
中央にある首にボアが付いたジャケットと左隣の下側にあるジャケットがダッチハンガーを使用した収納
「ダッチハンガークリップ」は、ハンガーに取り付けてスカートやパンツなどを止めるクリップ。ダッチハンガーはそのままの状態でもパンツを引っ掛けることができるが、折りたたむとクセがつきやすいスカートや丈の短いハーフパンツなどは、直接ハンガーにかけると逆にシワが寄ってしまう。グリップはハンガーに挟み込むように取り付ける。サイズに合わせて、クリップ間の幅を自分で調節できるのも便利。
ダッチハンガークリップ
ハーフパンツを掛けたところ
ジャケットを外側からかけたところ
ダッチハンガードアフック
「ダッチハンガードアフック」はドアに引っ掛けるようにして使う製品で、フック部分に荷物を掛けて使う。設置可能なドア幅は、3cmまで。色は4色用意されているが、今回はピンクとグリーンの2色を購入した。
さっそく設置する。設置方法はドアに引っ掛けるだけなのでとても簡単。壁に穴を開ける必要がないのは嬉しい。フック部分の幅は8cmで、耐荷重は5kg。厚手のコートや、大きめのバッグでもしっかり対応してくれる。ただ、問題があった。フックを掛けるとドアがしまらないのだ。ドア枠とドアの間に引っかかってしまうため、ドアが閉まらない。見た目も使い勝手も気に入っていただけにかなりのショックだ。購入を検討する時は自宅のドアの上のすきまを確認してから購入したい。
設置方法はドアに引っ掛けるだけ
バッグやマフラーを掛けた様子
ただし我が家のドアではドアの開閉が出来なくなるため使用不可能だった
感心したのは関連グッズもかわいいということ。ダッチハンガーのカラフルな色合いに合わせて関連グッズの色も数種類用意されているので、自分の好みにあったカラーコーディネートを楽しむことができる。自分の色を見つけて関連グッズも併せて揃えればより効率的に収納できるのはもちろん、見た目のかわいらしさも増すだろう。
ハンガーも最近は色々な種類のものが出ている。今回紹介した洋服が滑らないものや、過去にこのコーナーで紹介した
HITOFUDE
や
フレキシハンガー
など。今回「ダッチハンガー」を使ってみて、ハンガーは収納の手だてであるだけではなくて、洋服のメンテナンスの一環を担っているものだということを改めて実感した。服が好きならハンガーにもこだわるのも良いだろう。
個人的な趣味の話になってしまうが見た目の良さでは「ダッチハンガー」は数あるハンガーの中でも群を抜いていると思う。クローゼットを開けるたびにカラフルなハンガーが並んでいると、オシャレの意欲も増す。暦の上では春を迎えた近頃、春に向けてクローゼットの中の模様替えをしてみるのはいかがだろうか。
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URL
製品情報(プラザショッピングサイト内)
http://www.plazastyle.com/pickup/home_dutchhanger.html
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