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実売4万円台で本格的なおいしさを実現したIHジャー炊飯器

「SR-HX104」(スノーホワイト)

 パナソニックは、上位機種で採用されている「大火力おどり炊き」技術を搭載したコンパクトなIHジャー炊飯器2機種を7月1日に発売する。希望小売価格はオープンプライス。

 店頭予想価格は、1.0L(5.5合)炊きの「SR-HX104」が43,000円前後(税抜)、1.8L(1升)炊きの「SR-HX184」が46,000円前後(同)。

 大火力おどり炊きは、2012年に最上位機種に搭載されたパナソニック独自の炊飯技術。この技術の搭載により、実売4万円台の機種ながら本格的なおいしさを実現したという。

 具体的には、高速交互対流を発生させる新インバーター技術によって、釜底全体から連続して沸騰させ、一粒一粒を高温で均一に炊き上げる。底コイルと底側面コイルを高出力で交互に通電し、通電切り替え時間を短かくすることで、釜底全体から大小の泡を出しながら連続沸騰させ、外向きと内向きの強力な泡の熱対流を発生させる。

 また、フタからの強火加熱を含む「全面発熱5段IH」や「ダイヤモンド銅釜(新形状)」などの技術も継承している。

 SR-HX104の本体サイズは、250×321×201mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4.6kg。消費電力は約1,200W。SR-HX184は279×348×232mm(同)、重量は5.6kg。消費電力は約1,400W。本体色はスノーホワイトのみ。

3万円台の全面5段IH搭載機種も

「SR-HB104」ホワイト
ブラック

 また、大火力おどり炊きを省略し、全面5段IHとダイヤモンド銅釜(新形状)を搭載したIHジャー炊飯器2機種も同時に発売する。希望小売価格はオープンプライス。

 店頭予想価格は、1.0L(5.5合)炊きの「SR-HB104」が32,000円前後(同)、1.8L(1升)炊きの「SR-HB184」が35,000円前後。

 本体色はホワイトとブラックの2色が用意される。本体サイズと消費電力はSR-HXシリーズと共通。重量はわずかに軽く、4.4kgと5.3kgになる。

伊達 浩二