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メタルハライド1,000W型を置き換えられる大光量LED照明器具

「高天井用LED器具 メタルハライドランプ 1000 クラス中角」

 日立アプライアンスは、工場や倉庫などの施設で使用されているメタルハライドランプ照明器具を置き換えられる、「高天井用LED器具 メタルハライドランプ 1000 クラス中角」6機種を10月25日から発売する。希望小売価格は345,000円~350,000円。

 工場などの天井が高い施設では、高い天井から床面を照らすため大きな出力が必要とされる。そのため、LED化が難しく、メタルハライドランプや水銀ランプを使用した器具が主流となっている。今回のLED照明製品では、LEDモジュールの温度上昇を抑えるために、熱伝導率の良いアルミ基板と新開発のヒートシンクを組み合わせることで大光量化を実現した。

 器具を15台使用した場合の平均照度は627lxで、水銀ランプの544lxやメタルハライドランプの608lxと同等の明るさを確保した。一方、1台当たりの消費電力は315Wに留まり、水銀/メタルハライドランプの1,050Wに比べて、約70%削減できる。

 また、LEDの光源寿命は60,000時間を確保しており、従来の器具で必要だったランプ交換作業が不要となる。

伊達 浩二