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パナソニック、コードレスになった小型サイクロン式掃除機「プチサイクロン」
(2013/8/22 15:51)
パナソニックは、コードレスになった小型・軽量のサイクロン式掃除機「プチサイクロン MC-BR30G」を10月20日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は75,000円前後。
マンションでも使いやすいよう、小型、軽量化にこだわったサイクロン式掃除機「プチサイクロン」の新製品。充電式でコードレスで使えるようになった点が特徴。
電源には、同社の掃除機開発部門と電池開発部門が共同で開発した「ハイパワーリチウムイオン電池」を内蔵し、強いパワーと持続力を両立させた。同社では、コードレス化したことで、電源プラグの抜き差しやコードが絡まる煩わしさが無くなり、物の多い場所や家具の間の掃除、部屋の移動が容易になるとしている。
電池の電圧は、より強いパワーを出すために業界最高の50.4Vとした。内蔵するリチウムイオン電池の本数は14本で、同社の過去のコードレス式掃除機「MC-BF200」においてニッケル水素電池が42本必要だったのに対し、約3分の1の本数で同程度の電圧を実現した。
充電する際は、本体ごと充電台に乗せる。充電台は、A4サイズ程度のスペース。満充電時間は約5時間で、「強モード」で約10分、「自動モード」で約30分使える。充電回数は約1,000回。
ゴミを吸い込むヘッド部には、集塵力を高めた「小型軽量パワーノズル」を新採用した。ノズルは幅23cmと小さいが、じゅうたんのゴミを取る性能や、床面の磨き性能を進化させている。
なおノズル内側には、狭い隙間の掃除に適した「子ノズル」を搭載している。子ノズルには「LEDナビライト」を搭載しており、隙間を照らしてゴミを見つけやすいという。
機能面では、ハウスダストを検知するとランプが光る「ハウスダスト発見センサー」、ハウスダストの量に合わせて省エネ運転する「エコナビ」機能、床の汚れや雑菌を除去する「フローリングの菌までふき掃除」機能を搭載している。
集塵方式には、従来に引き続き、同社独自の遠心分離方式「パワープレスサイクロン」方式を採用。高速回転の遠心力でゴミと空気を分離し、ダストボックス内部のくびれ形状で生まれた気圧差を利用してゴミを下部に圧縮することで、フィルターの目詰まりを防ぐ。ゴミはワンタッチで捨てられる。
本体サイズは246×293×296mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は3.6㎏。集塵容量は0.25L。運転音は最大57dB。カラーはメタリックシルバー。