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オムロン、巻き方による測定誤差が少ない上腕式血圧計

~スマホやおサイフケータイとも連携

上腕式血圧計「HEM-73320F」

 オムロンヘルスケアは、上腕式血圧計「HEM-7320F」を8月5日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は12,800円前後。

 血圧測定時に腕に巻くカフに、巻き方による誤差が少ない新技術を採用したのが特徴。従来のカフでは装着時に左右に回転してしまうと血管が圧迫できず、測定誤差がでていた。

片手で操作できるフィットカフの内部構造を改良した

 今回のカフでは、測定時に腕を圧迫するための空気袋を長くし、腕の全周をカバーする形状とした。これにより、カフがずれた場合でもきっちりと血管を圧迫でき、正確に測定できるとしている。

 また、カフの巻き方がゆるいときはLEDランプで警告する機能や、正しい測定ができなかったときは「再測定をおすすめします」というメッセージを表示する機能により、正しい測定を行ないやすいようにサポートする。さらに、正しく測定できた場合には「測定が完了しました」というメッセージで確認できる。

 本体には、NFCインターフェイスを内蔵しており、おサイフケータイ機能付きのスマートフォンや携帯電話に測定したデータを転送できる。さらに同社の健康管理サービス「ウェルネスリンク」へ転送することで、データの管理や確認ができる。

 なお、パソコン経由でデータをアップロードする場合は、別売の通信トレイ「HHX-IT3」を使用してUSBインターフェイス経由で転送する。

 電源は単三形アルカリ乾電池4本で、約300回測定可能。専用ACアダプタも付属する。

 本体サイズは、124×90×161mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約380g(電池、ACアダプタ除く)。

 なお、下位機種として「HEM-7310」(店頭予想価格12,800円)、「HEM-7132」(同7,980円)、「HEM-7130」(同6,980円)、「HEM-7120」(同5,980円)も同時発売される。

7月30日に発表済みの「HEM-7500F」を含むラインナップの機能一覧

伊達 浩二