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東芝、衣類の傷みを抑える新コース搭載の洗濯乾燥機「タテ型 ZABOON」
(2013/6/17 13:47)
東芝ホームアプライアンスは、衣類の傷みを抑えながら洗う新コースを搭載した洗濯乾燥機「タテ型 ZABOON」の新シリーズを7月10日より発売する。洗濯容量9kg/乾燥容量5kgの「AW-90SVM」と、洗濯容量9kg/乾燥容量4.5kgの「AW-80SVM」の2機種で価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に18万円前後、17万円前後。
東芝独自の「S-DDモーター」と高い制御技術により、洗濯時28dB、脱水時37dBの低騒音タイプの縦型洗濯乾燥機。除菌消臭効果のある「ピコイオン」も搭載する。新モデルでは、抗菌効果のある「Ag+抗菌ビーズ」を増量したほか、衣類の傷みを抑えながら洗うドライコースに新たな機構を搭載した。
まず、抗菌効果のある「Ag+抗菌ビーズ」については、量を従来より約20%増量。衣類の抗菌効果が向上し、部屋干しのニオイを抑えるなどの効果があるほか、Ag+抗菌ビーズが溶け出した「Ag+抗菌水」で洗濯するため、洗濯槽と水槽の清掃・除菌効果もあるという。
ドライコースでは、専用の「おしゃれ着トレー」を新たに採用。衣類をおしゃれ着トレーに載せて洗うことで、洗濯槽底面に備えられているパルセーターに衣類が触れることがなく、衣類の傷みや型崩れを抑えながら、汚れを落とすことができるという。
洗浄コースは、少ない水で5種類の水流で洗う「快速ザブーン洗浄」を搭載。「AW-90SVM」の場合、容量9kgを約35分で洗濯できる。また、洗濯物の涼、布質、温度の3つのセンサー検知により、使用水量、洗剤量、洗濯時間を最適に調整する「ecoモード」を備える。最大約20%の節電、最大約10%の節水が可能だという。
同社独自のピコイオン機能では、スーツやぬいぐるみ、革靴など、水洗いできないものでも、除菌と脱臭ができるほか、洗濯槽内のカビ繁殖を抑える「ピコイオンカビプロテクトモード」も搭載する。
使い勝手の面では、すすぎ1回推奨の洗剤を使う時に便利な「すすぎ回数ボタン」、水流の強さを好みに合わせて設定できる「水流パワーボタン」、少量洗濯に便利な「最低水位17L」を備える。そのほか、糸くずフィルター、風呂水給水ホースの先端には抗菌加工を施す。
AW-90SVMの本体サイズは614×628×1,025mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は49kg。洗濯9kgの標準使用水量は104Lで、消費電力量は58Wh、5kg洗濯乾燥時の使用水量は92Lで、消費電力量は1,750Wh。本体カラーはシェルホワイト。
下位機種として乾燥機能が付いていない洗濯容量9kgの「AW-90SDM」も同時発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は115,000円。おしゃれ着トレイは付属しない。本体カラーはピュアホワイト。