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東芝、太陽光発電事業に参入。事業所内にメガソーラー設備を設置
(2013/3/29 00:00)
東芝は、4月1日から太陽光発電事業に参入すると発表した。これまで、コージェネレーションシステムによる発電事業を展開してきたグループ会社「シグマパワー土浦」を「シグマパワー太陽光」と改称し、事業運営会社とする。
すでにシグマパワー太陽光は、東芝横浜事業所内に出力1.5MWの太陽光発電設備を設置しており、4月1日から事業を開始する。高効率パワーコンディショナーなどの自社技術を生かして、発電効率の向上を図っており、年間推定発電量は約200万kW(一般家庭の約550軒分相当)としている。
シグマパワー太陽光では、横浜事業所にに続き、東芝キヤリア掛川事業所、東芝姫路工場、東芝姫路半導体工場などにも、1.5~2.0MW級の太陽光発電設備を計画している。これらの合計で、2013年度中に6.5MWの電力供給を行なう。
2013年10月に川崎市に開設予定のスマートコミュニティセンターや東芝府中事業所などにも太陽光発電設備の設置を予定している。
太陽光発電事業以外にも、風力発電、地熱発電、小水力発電などの再生可能エネルギーによる発電事業についても今後検討していく。
東芝では、参入の狙いとして、自社の技術を活用した発電事業により再生可能エネルギーの普及に貢献するとともに、運営を通じて得た知見を技術開発に生かして、発電機器事業のさらなる拡大を図るとしている。