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東京の花粉シーズンは折り返し時期、大阪は今がピーク――日本気象協会
(2013/3/15 14:23)
JWA(日本気象協会)は14日、2013年春の花粉の飛散予測を発表。東京などでは既にシーズンの折り返し時期を過ぎたものの、大阪などはこれからピークを迎えるという。
3月上旬までに飛散した花粉の量は、広島で予測飛散量の80%、東京で60%、高松で50%となった。JWAではこれらの地域では、花粉シーズンの折り返し時期を過ぎたとしている。一方、大阪は30%、金沢と水戸は25%となっており、“今がピークの時期”という。
このほか、仙台は5%で、シーズンはまだ始まったばかり。北海道のシラカバ花粉は4月下旬から飛び始めるという。
また、九州から近畿地方にかけての地域では、これまでの予想に比べ、花粉の飛散量が多くなっている所があるという。JWAではこれを受け、同地域の飛散量の予測値を、前回発表時よりも1.2~2倍多い傾向に修正している。
過去のシーズンと比べた花粉の飛散量は、例年並みか例年より多く、特に関東と中国地方では例年の1.5倍になるという。また、2012年シーズンと比べると、ほとんどの地域で多くなっており、関東・東北は3~4倍、北海道は8倍になる見込み。
地方 | 飛散か一時期 | 飛散量・例年比 | 飛散量・前年比 | 夏の気温予想 |
---|---|---|---|---|
北海道 (シラカバ) | 4月下旬 | やや多い(110%) | 非常に多い(880%) | 高い |
東北 | 飛散中 | やや多い(130%) | 非常に多い(350%) | 高い |
関東甲信 | 飛散中 | 多い(160%) | 非常に多い(310%) | 高い |
北陸 | 飛散中 | やや多い(130%) | 多い(160%) | 高い |
東海 | 飛散中 | やや多い(130%) | 非常に多い(200%) | 平年並み |
近畿 | 飛散中 | やや多い(120%) | 多い(160%) | 平年並み |
中国 | 飛散中 | 多い(180%) | 非常に多い(230%) | 高い |
四国 | 飛散中 | 多い(180%) | 非常に多い(210%) | 平年並み |
九州 | 飛散中 | やや多い(120%) | 平年並み(100%) | 北部:高い 南部:平年並み |