セリーンハウス、音楽を流しながら光るドーナツ型アロマディフューザーなど6機種

 セリーンハウス(SERENE HOUSE)は、音楽を流しながら光るドーナツ型アロマディフューザー「DonutⅡ(ドーナツ)」を発売した。希望小売価格は27,000円。ラインナップは全6機種で、据え置きタイプから持ち運べるタイプまで揃える。価格は7,300円~17,000円。

音が流れて光を放つ、ドーナツ型アロマディフューザー「DonutⅡ」

DonutⅡ SH-G13-WH

 「DonutⅡ SH-G13-WH」は、ドーナツ型の超音波式アロマディフューザー。スピーカーを内蔵した点が特徴で、本体に記録されている水の音や鐘の音などのリラクゼーションサウンドを流せるほか、iPodなどのデジタルオーディオプレイヤーを繋いで音楽を流すこともできる。

 使い方は、中央のガラス蓋を外してタンクに水を入れ、そこにオロマオイルを数滴垂らし、電源をONにすると、ミストが広がる。

 水タンク容量は230ml。加湿量は「普通/強」の2段階で調節でき、「普通」で25~30ml/時、「強」で55~60ml/時。連続運転時間は、「普通」で8~9時間、「強」で3~4時間。

加湿中の水タンクの様子付属のリモコンでは、加湿量や加湿時間、ライトのON/OFF、タイマーを設定できる
光の色がグラデーションで変化していくライトはOFFにすることもできる

 本体サイズは280×116mm(直径×高さ)。本体重量は約2,120g。素材は陶器とガラス。消費電力は14W。LEDライトを搭載し、インテリアとしても楽しめるという。

プロダクトデザイナーのカース・ヨーゲンセン氏。スイス在住のデンマーク人で、これまでキッチンウェアブランド「ボダム」でコーヒーメーカーなどを手がけた

 デザインは、カース・ヨーゲンセン氏が手がけた。同氏はボダム社のコーヒーメーカーなどを手がけてきたプロダクトデザイナー。セリーンハウスの製品をデザインするにあたって重視した点として、「最小限のデザインで、高品質、そしてクリーンで環境に与える影響が少ないこと」を挙げる。

 また、現代に生きる人々はストレスを抱えながら、汚染された環境にさらされていると指摘。「人々がリラックスして、健康な生活を送るために、私たちは香りの力で助けたいのです。香りには人々の心を穏やかにし、心を開かせる力があります。日本には香道という文化があるように、人間は昔から心のバランスを保つために香りを使ってきました。伝統ある香りの文化を、セリーンハウスのモダンな製品で楽しんで欲しいと思います」と期待を込めた。


2つの香りを交互に楽しめる、試験管風のアロマディフューザー「Scent Flute 2-notes(セントフルート2ノーツ)」

 「Scent Flute 2-notes SH-H10-WH」は、試験管のようなデザインを採用した加熱式のアロマディフューザー。同じ臭いを嗅ぎ続けると30分後に臭いに順応するという人間の感覚に着目し、異なるアロマオイルを注いだ2本の容器を交互に加熱することで、2つの香りを断続的に楽しめるようにした点が特徴。具体的には、1本目の容器を45分加熱して香りを発生させ、15分加熱をストップして香りが消えるのを待ち、次の2本目を加熱する。

Scent Flute 2-notes SH-H10-WHLEDライト搭載で、光色が変化していく

 本体サイズは68×111×180mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は約405g。消費電力は6W。希望小売価格は10,000円。

専用の「Heatable Fragrance oil」は別売り

 アロマオイルは、専用の「Heatable Fragrance oil」を使用する。香りはラベンダー、クラリセージ、ティーツリーの3種類がラインナップしており、希望小売価格は各4,000円。容量はいずれも180ml。


円錐型とランタン型の超音波式アロマディフューザー2機種も登場

 このほか超音波式アロマディフューザーとして、円錐型の「Cenit Ⅱ(セニット) SH-G12-WH」と、ランタン型の「Lantern(ランタン) SH-G14-WH」も同時に発売する。価格は「Cenit Ⅱ」が17,000円。ランタン型の「Lantern」が10,000円。

Cenit Ⅱ SH-G12-WHLantern SH-G14-WH

 いずれもLEDライトを搭載し、光色がグラデーションで変化する。ライトはOFFにすることもできる。スピーカーは内蔵していない。

 「Cenit Ⅱ」の本体サイズは145×248mm(同)、本体重量は約1,460g。消費電力は13W。水タンク容量は170ml。加湿量は「普通/強」の2段階で調節でき、「普通」で15~20ml/時、「強」で40~45ml/時。連続運転時間は、「普通」で8~9時間、「強」で3~4時間。本体にはリモコンが付属する。

 「Lantern」の本体サイズは124×172mm(同)、本体重量は約760g。消費電力は12W。水タンク容量は190ml。加湿量は35~40ml/時。連続運転時間は、4~5時間。消費電力は13W。操作はタッチセンサー式。


「Cenit Ⅱ」と「Lantern」の光色が変化していく様子
ラベンダー、ゼラニウム、グレープフルーツ、ティツリーの4種類のアロマオイルも発売する

 同時に、エッセンシャルオイルも発売する。香りはラベンダー、ゼラニウム、グレープフルーツ、ティツリーの4種類。容量は15mlで、希望小売価格はゼラニウムが4,000円。それ以外が2,500円。


手のひらサイズで持ち運べるアロマディフューザー

 同時に、加熱式のアロマディフューザーとして、手のひらサイズで持ち運べるアロマディフューザー「Pebble Ⅱ(ペブル) SH-H11-WH」も発売する。

Pebble Ⅱ SH-H11-WH。そら豆のような形で、手のひらサイズ蓋を開けた状態コンセントに繋いだ状態。本体上部の丸い穴から、香りが放たれる

 コンパクトで持ち運んで使える加熱式のアロマディフューザーで、本体上部の穴から水を注ぎ、アロマオイルを垂らして使う。

 本体サイズは76×126×50mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は約300g。消費電力は5W。オイル容器の容量は25ml。希望小売価格は7,300円。

シンプルなワックスウォーマー「Oracle(オラクル) SH-H15-WH」

 ワックスを溶かして香りを楽しむワックスウォーマー「Oracle(オラクル) SH-H15-WH」も発売した。希望小売価格は7,500円。

Oracle SH-H15-WH同時に発売するワックスは、セリーンハウスのロゴと同じ雲の形を採用しているワックスは香りはローズ、ラベンダー、ローズマリーの3種類を発売する

 香りを発するワックスを溶かして使う素焼き磁器のワックスウォーマー。本体サイズは161×108mm(直径×高さ)。本体重量は約670g。

 合わせて、3種類のワックス「Scented Wax(Cloud)」も発売する。香りはローズ、ラベンダー、ローズマリーの3種類。それぞれ3個セットで希望小売価格は1,500円。ワックス1個当たりの重量は22g。








(小林 樹)

2012年11月21日 16:09