ロジテック、音と光で緊急地震速報受信を知らせるラジオ
~乾電池でも130時間待機可能
地震警報機能付きラジオ「LRT-ER100」 |
ロジテックは、緊急地震速報を受信して、警告音とLEDライトの点滅で知らせる地震警報機能付きラジオ「LRT-ER100」を8月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は7,980円。
FM/AM 2バンド対応のポータブルラジオで、通常のチューナーとは別に、緊急警報放送専用のチューナーを装備している。NHK FMが放送する「緊急地震速報(EEW)」と「緊急警報放送(EWS)」を受信すると、本体の電源がオフの状態でも自動的にラジオを起動し、警報音を発する。同時に、本体に装備されたLEDフラッシュライトを点滅させ、光で警告する。
NHK FMの緊急地震速報は、全国共通の情報であり、設置場所が揺れない場合でも警報が動作する場合がある。また、緊急警報放送は、「東海地震の警報宣言の発令」、「津波警報の発令」、「自治体に寄る避難命令の放送要請」などを受けて放送される。
電源はACアダプタ、または単二乾電池4本。アルカリ乾電池での駆動時間は、通常のラジオ受信が約67時間、警報監視が約130時間。
防災を訴えるパッケージ |
ラジオ放送の受信周波数は、FMが76.0~90.0MHz、AMが522~1,629kHz。選曲はプリセット式で、FM/AMごとに最大15局登録できる。
FMアンテナは最長42cmの長さがあるロッドアンテナを内蔵する。また、AM用とFM用に独立した外部アンテナ端子(ミニプラグ)も備える。
FMはステレオ受信できるが、スピーカーがモノラルのため、ステレオ出力はイヤホンのみとなる。スピーカーの出力は1.2W。
本体サイズは170×71.62×73mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約270g(電池除く)。
(伊達 浩二)
2012年8月9日 12:48
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