グリーンハウス、LED電球の明るさ不当表示を謝罪

 グリーンハウスは、LED電球の明るさを誤認させるようなパッケージ説明をしていたことをお詫びする社告を本日付で新聞に掲載する。

 グリーンハウスでは2010年7月から2011年10月にかけて、LED電球のパッケージに「一般電球形60W相当の明るさ」「従来の60W電球置き換えに最適」などと表示していたが、実際には60W相当の明るさを下回るLED電球「GH-LB602N/GH-LB602L/GH-LB603N/GH-LB603L」4製品を販売していた。

ヒカリオ GH-LB602シリーズヒカリオ GH-LB603シリーズ

 具体的な全光束は、「GH-LB602N」で440lm、「GH-LB602L」で320lm、「GH-LB603N」で420lm、「GH-LB603L」で380lm。いずれも、日本工業規格(JIS)の定める「白熱電球60W形」相当の明るさである、全光束810lmを大きく下回っている。

 同社では4製品について、「一般消費者に対し実際のものよりも著しく優良であると示すものであり、景品表示法に違反するものでした」とコメントしている。

 消費者庁は6月14日、グリーンハウスなど12社に対し、景品表示法に違反する行為として、再発防止を含む措置命令を下していた。






(小林 樹)

2012年7月12日 18:05