「タニタ食堂」特製ランチボックスの常設販売がスタート

~丸の内と銀座で。千葉、松戸でも限定販売
丸の内タニタ食堂 特製ランチボックス

 タニタは、同社の社員食堂の味を楽しめる「丸の内タニタ食堂」特製ランチボックスを、7月4日より銀座三越で常設販売する。また、丸の内タニタ食堂でも7月11日より販売する。価格は945円。両店あわせた販売数は1日平均300食となる見込み。

 タニタでは4月に、銀座三越で「丸の内タニタ食堂」の特製ランチボックスを限定販売した。すると、1週間の期間限定販売であったにもかかわらず、連日最大800食が数時間で完売。イートインも含め、累計で5,700食以上を販売し、三越銀座店の弁当カテゴリーにおける1日あたりの販売数では過去最高を記録するなど、好評を博したという。

 今回の本格販売にあたっては、価格は945円に据え置きながら、食材の質を上げ、メニューの拡充を図った。具体的には、トーヨーライス株式会社と協業し、同社の「金芽米」を採用。金芽米は、白米よりもうまみが多く、ビタミンや食物繊維が豊富な健康志向の米という。

 メニューは、タニタ社員食堂の担当栄養士である荻野菜々子氏が、お弁当に適した主菜、副菜をアレンジしたオリジナルメニューを考案。米飯(100g)、主菜、副菜2品で構成され、1定食あたり500kcal前後、塩分は3g前後となっている。日替わりで1種類が用意され、栄養が偏らないよう、2週間サイクルで14種類のメニューを提供するなど、同社の社員食堂のコンセプトを再現している。

 なお、食材には、保存料や添加物、化学調味料を使わず、冷凍食材も使用しない。そのほとんどは国産で、素材そのもののうまみを引き立つようにした。タニタでは、継続して食べることでバランスのとれた栄養が摂れるとしている。

 なお、三越千葉店、伊勢丹松戸店でも、7月13日から26日までの2週間限定で特製ランチボックスを販売する。

メニューは日替わりで1種類。2週間サイクルで14種類のメニューを提供する





(小林 樹)

2012年6月28日 16:00