パナソニックのクリアLED電球、ドイツ「iFデザイン賞」の最高賞を受賞

 パナソニックは、同社が発売するクリアLED電球「LDA4L/C」について、ドイツのデザイン賞「iFデザイン賞 2012」において、プロダクトデザイン部門の最高賞に当たる「iFプロダクトデザイン賞 金賞」を受賞したと発表した。

iFデザイン賞の金賞を受賞した、パナソニックのクリアLED電球「LDA4L/C」クリア電球のきらめく明かりを実現するために、クリア電球の大きさや形状、光源の位置などを再現した(写真左が「LDA4L/C」)

 iFデザイン賞は、工業デザインの振興を目的に、1953年に設立されたデザイン賞。著名な国際的デザイン賞のひとつで、毎年、全世界の工業製品を対象に、優れた工業デザインが選定される。2012年度は、世界48カ国から4,322件の応募があり、そのうち100件が金賞に選ばれた。

 金賞を受賞した「LDA4L/C」は、電球のカバーが透明の白熱電球「クリア電球」との置き換えを狙ったLED電球。クリア電球のきらめく明かりを実現するために、大きさや形状、光源の位置などを、クリア電球とほぼ同じデザインとしている。従来光源との置き換えが違和感なくでき、省エネに大きく貢献するという。

 同社のクリアLED電球は、海外向けモデルの「LDAHV4L27CG」が、日本のグッドデザイン賞でも金賞に選ばれており、国内外で高い評価を受けている。

 このほか、同社のHDインテグレーテッドカメラ「AW-HE120」についても、同デザイン賞のプロダクトデザイン部門で金賞を受賞している。






(正藤 慶一)

2012年2月13日 12:45