パナソニック、仕上げ磨き用LEDライト搭載の「ポケットドルツ キッズ」

~1人磨き用キッズモデルも同時発売

 パナソニックは、仕上げ磨き用LEDライトを搭載した子供用の電動歯ブラシ「ポケットドルツ キッズ EW-DS32」を9月21日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は5,000円前後。

「ポケットドルツ キッズ EW-DS32」左からブルー、ピンクキャップの上部にはクマのキャラクターが採用されている
大人が子供の歯を磨いてあげる「仕上げ磨き」の際に便利な機能を搭載する

 ポーチなどに入れて持ち歩ける小型サイズの電動歯ブラシ「ポケットドルツ」の子供用モデル。乳幼児など1人で最後まで歯を磨けない子供のために、「ライト付きコンパクトヘッドブラシ」を搭載したのが最大の特徴。

 これは、大人が子供の歯を磨いてあげる「仕上げ磨き」のシーンに適した機能で、電源を入れると、電動ブラシだけでなく、LEDライトも同時に点灯する。LEDライトが子供の口の中を照らしだすため、奥歯までしっかり確認しながら、仕上げ磨きできるという。

 また、大人の歯に比べ、小さくてデリケートな子供の乳歯に対応するため、ブラシの植毛の列数を従来より1列少ない3列としたほか、ストローク回数は、通常のポケットドルツよりも約4,000少ない12,000ストロークとした。

ブラシの植毛の列数を従来より1列少ない3列としたほか、ブラシの配置も通常のポケットドルツとは異なる。左がキッズモデル、右がポケットドルツ口の中を照らすLEDライトをヘッドの下に搭載する仕上げ磨きをする際は写真のように、ブラシを下に向けた状態で、使用するため、ライトが口の中を照らす

 動作スイッチは、子供の歯を磨きながら大人が操作しやすいように、本体背面に配置した。なお、本体では、ライトをオフにしたモードも備える。動作スイッチを1回押した場合、ライト/動作ともにオン状態、もう1度押すと、ライトオフ/動作オン状態、さらにもう1度押すと電源が切れる。

 本体デザインは、小さな子供に合わせて、キャップ上部の空気穴にはクマのキャラクターを採用したほか、カラーリングも子供が好きなピンクとブルーを用意。

 本体サイズは18×20×160mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約35g(電池含まず)。電源は単四形アルカリ乾電池1本、または単四形充電式電池1本。1日2回使用した場合の電池寿命は約2カ月。

 また、子供が1人で歯磨きできるようになった時の“1人磨き用”モデルも同時発売する。これは、ポケットドルツの現モデル「EW-DS12」の色違いのモデルで、機能はEW-DS12と同等。

 子供向けの本体カラー、ブルーとピンクをラインナップに追加する形となる。また、子供向けの1人磨き用モデルとして、本体には、歯の磨き方をイラストで分かりやすく説明した「じょうずな歯磨きシート」と、名前などを記入できる「お名前シール」が付属する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は4,000円前後。

“1人磨き用”モデル「EW-DS12」。本体カラーはブルーとピンク歯の磨き方をイラストで分かりやすく説明した「じょうずな歯磨きシート」名前などを記入できる「お名前シール」




(阿部 夏子)

2011年8月30日 14:30