富士通ゼネラル、節電機能を強化したホットカーペット

~7通りの範囲指定や温度センサーで、必要な分だけ暖める
電気カーペット「HC-30AWA」

 富士通ゼネラルは、節電機能を強化したホットカーペット「HC-30AWA」など、1.3畳~3畳相当の全7機種を8月21日に発売する。価格はオープンプライス。市場想定価格は13,000円前後~40,000円前後。



品番サイズ店頭予想価格カバー3面7通り
面積切換
低電力
1/3運転
ひかえめ
運転
切タイマー立体断熱
構造
電磁波
99%カット
HC-30AWA3畳相当4万円前後メランジ調
ファータッチ
HC-20AWA2畳相当3万円前後
HC-30AWH3畳相当3万2千円前後マイヤー編み
ハンドカービング
HC-20AWH2畳相当2万3千円前後
HC-30AWD3畳相当2万5千円前後マイヤー編み--
HC-20AWD2畳相当2万円前後
HC-13AWH1.3畳相当1万4千円前後メランジ調-

 HC-30AWAは、消費電力の無駄を抑える機能を強化したホットカーペット。

 カーペットを左/中/右に3分割し、個別に暖めることができる「3面7通り面積切換」機能を採用。3面のうち1面または2面ずつ、あるいは3面を一度に、計7通りの組み合わせで暖めることができる。

 定格消費電力は、3面、2面、1面を暖めた状態でそれぞれ、720W/480W/240W。人のいるところだけ効率良く暖めることで、電気代の無駄を抑え、節電をサポートするとしている。

 また、電力を抑えながら1面ずつ順に暖める「低電力1/3運転」機能も採用した。

3面7通り面積切換。3面のうち1面または2面ずつ、あるいは3面を一度に暖めることができる必要なところだけ暖めることができる電気カーペット

 このほか消費電力の無駄を抑える機能として、暖めすぎを防止する「ひかえめ運転」機能と、切り忘れを防止する「切タイマー」機能を搭載。

 ひかえめ運転機能では、室温を室温センサーで感知し、設定温度よりも控えめの運転に自動制御する。ムダな暖めすぎを防止することで、電気代を減らす。切タイマー機能は、2/4/6時間の3段階でOFFタイマーが設定できる。切り忘れを防止し、人のいない間のムダな電気代を削減することができるとしている。

床へのムダな放熱を抑える「高断熱構造」

 さらに、床へのムダな放熱を抑える独自の「高断熱構造」を新たに採用。フェルト層の生地と高断熱フェルト層の生地で、上下からヒーター部を挟みこむことで、ヒーターの熱を床面へ逃さず、無駄な放熱を防ぐ。また、カーペットのクッション性を高める効果もあるという。

 そのほかの機種でも、製品に応じて節電機能が搭載されている。なお、全機種に電磁波99%カット機能を採用した。

 カバーは、リビングや子供部屋など幅広く使えるよう、4タイプを用意。毛皮のような高級感ある触り心地の「メランジ調ファータッチ」、柄に立体感のある「マイヤー編みハンドカービング」、滑らかな肌触りの「マイヤー編み」、肌触りの良い「メランジ調」が用意される。カバーには、雑菌の発生を防ぎ、嫌なニオイを抑制する「抗菌防臭加工」を施している。

カバーは左から、「メランジ調ファータッチ」「マイヤー編みハンドカービング」「マイヤー編み」「メランジ調」の4タイプ
HC-20AWAHC-30AWHHC-20AWH
HC-30AWDHC-20AWDHC-13AWH





(小林 樹)

2011年8月4日 13:00