パナソニック、大風量でムラを抑えながら乾燥するドラム式洗濯機

 パナソニックは、独自の「エコヒートポンプエンジン」を搭載したドラム式洗濯乾燥機「ドラム式洗濯乾燥機 NA-VX3001」を7月25日より発売する。希望小売価格はオープンプライス。市場想定価格は20万円前後。

左開きの「パナソニック ドラム式洗濯乾燥機 NA-VX3001L-W」右開きの「NA-VX3001R-W」

 洗濯容量9kg、乾燥容量6kgのドラム式洗濯乾燥機。エコヒートポンプエンジンを搭載したことにより、省エネ性が向上している点が特徴。

 エコヒートポンプエンジンとは、ヒートポンプと、循環風路から成るエンジンのこと。循環経路を従来より短くし、約65℃の乾いた風を大風量で送り出すことで、乾きムラを抑えながら、効率よく乾燥できる点が特徴。また、熱風を使わないため、生地にやさしく乾燥でき、生地の縮みや変形、糸のほつれやヨレを防ぐとしている。さらに、乾燥時に冷却水を使わないことで、節水・省エネ効果を高めたとしている。

 既に発売されている上位機種「ドラム式洗濯乾燥機 NA-VX7000」との違いは、エコナビやナノイー機能を省いたこと、節水・省エネ効果が上位機種ほどではないことだという。

 本体サイズは639×716×1,021mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は79kg。洗濯容量は9kg、乾燥容量は6kg。標準使用水量は洗濯 10kg時で82L。本体カラーはクリスタルホワイト1色。






(小林 樹)

2011年7月11日 17:49