三洋、3度リコールした洗濯機で修理済み品から発火。全数交換へ

 三洋電機は、同社が2004年11月まで販売していた洗濯乾燥機「AWD-B860Z」について、リコールにより修理済みの製品が発火する事故があったことを発表した。

 該当製品は不具合により、過去3度のリコールと1度の再告知を行なっており、「AWD-B860Z」はじめ「AWD-A845Z」「AWD-U860Z」「AWD-S8260Z」の4機種については、約16万台全数について製品交換を行なう。また、同時にリコールした5機種約18万台についても、無料の再点検を行なう。

 同社によると、2008年11月の3度目のリコール後に行なった補修作業において、内部配線の接続ミスがあり、発火事故が起こったという。

 今回、交換または再点検の対象となった9機種について、同社では乾燥とスチーム運転を行なわないよう呼びかけている。

 




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2009年9月18日 17:50