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ダイキン、どこから見ても美しいヨーロッパデザインのエアコン「UXシリーズ」

 ダイキン工業は、ヨーロッパデザインのルームエアコン「UXシリーズ」を、10月1日に発売する。容量2.2kW〜5.0kWの全5機種をラインナップする。

 インテリアとの調和をコンセプトにしたルームエアコン。工業デザイナーのAlexander Schlag(アレキサンダー・シュラッグ)氏と、ダイキンヨーロッパ社が共同でデザインした。厚みを抑えた形状と、風の流れをイメージした曲面の「ウェーブデザイン」で、壁との一体感を表現したという。

ルームエアコン「UXシリーズ」シルバー
ホワイト

 同シリーズは、1台の室外機に複数の室内機を接続できる住宅用マルチエアコンタイプで、新築やリフォーム住宅向けとしている。室外機1台に対して、室内機2台のセット販売という形になる。現時点では、室外機1台と室内機1台という売り方をする予定はない。

 室内機のみの価格は、容量2.2kW〜5.0kWの5機種で13万〜22万円。室外機は、2室用・3室用・4室用・5室用を用意。

 セット販売の価格例は、室内機2.2kWと4.0kWの2台、2室用の室外機で66万5,000円。室内機2.2kW×2と2.8kWの合計3台、3室用の室外機で86万円になるという。

 UXシリーズ以外にも、同社が展開する床暖房ユニットや、天井埋込カセット形室内機などとのセット購入も可能。

1台の室外機に複数の室内機を接続できる住宅用マルチエアコンタイプ
室内機のほか、床暖房などと組み合わせて使用できる

空気を感じられるデザインのルームエアコン

ダイキン工業 空調営業本部 事業戦略室 住宅用事業担当課長 谷内 邦治氏

 ダイキン工業 空調営業本部 事業戦略室 住宅用事業担当課長 谷内 邦治氏は、デザインにこだわった点について次のように語った。

 「ダイキンはこれまで空間の心地よさを提供するために、機能面を訴求してきました。しかし、デザイン家電の普及などから、近年はインテリア性にもこだわるユーザーが増えています。そこで、視覚的にも心地よいと思っていただけるようなエアコンを目指しました。UXシリーズでは、感性に訴えるデザイン、つまり空気を感じられるデザインを表現しています」

 本体の左右両端は厚みを129mmと薄くし、ボリューム感を抑えて壁との一体感を表現。正面だけでなく、あらゆる角度から見てもインテリアに調和するデザインだという。増加傾向のある吹抜け居室への設置も想定し、2階から見下ろしても違和感がないとしている。

インテリアと調和するデザイン
左右両端は129mmと薄く、壁との一体感を表現
吹抜け居室への設置も想定し、2階から見下ろしても違和感がないデザインだという

 前面パネルは、風の流れをイメージした曲面の「ウェーブデザイン」を採用。電源をONにするとパネルが羽のように動く設計で、運転時・停止時どちらも美しいスタイルを維持している。

 本体カラーはシルバーとホワイトの2色。室内のインテリアに合わせて選択できる。

前面パネルは曲面の「ウェーブデザイン」を採用
電源をONにするとパネルが羽のように動く

 デザインを担当したアレキサンダー・シュラッグ氏は、デザインについて次のように語った。

 「空気の専門家であるダイキンは、先端技術によりユーザーに上質な空気や空間を提供しています。私はそれをどう視覚化するかを考えました。ユーザーが持つ、ブランドに対する認識はイメージといった感覚的なものに大きく左右されます。そこで、五感に響くことを意識し、厚みを抑えたデザインに、羽のように動くパネルを採用しました。建築の一部であるようにみえるデザインで、ユーザーの感覚に訴えかけます」

工業デザイナーのアレキサンダー・シュラッグ氏
リモコンもシンプルなデザイン

人感センサー搭載で、風を直接当てない設計

 快適性も追求している。機能面では、同社の「うるさら7」シリーズなどで培った気流制御コンセプトを踏襲。風が直接当たりにくくするために、上下のルーバーで吹き出しを制御する「風ないス」運転を搭載する。このほか人感センサーを備えており、人のいないエリアに風向きを自動調節し、風が当たることによる肌寒さを軽減する。

 1週間のスケジュールを設定できる「ウィークリータイマー」を採用。1日4パターン、1週間で28パターンのプログラム設定ができ、生活パターンの異なる平日と土日に分けてきめ細やかな設定を可能とする。

ルーバーが風向きを制御し、風が当たりにくい設計
人感センサーを搭載し、人のいないエリアに送風可能
週間のスケジュールを設定できる「ウィークリータイマー」を備える
暖房運転時は赤いランプが光る
送風時は白いランプ
冷房時は青いランプ

(西村 夢音)