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クラウドファンディング家電〜話せてメールして場所も分かって安心な子ども用スマートウォッチ

 「クラウドファンディング」とは、製品開発などのプロジェクトを達成させるための資金を“多くの人たち(Crowd)”から集めて“資金調達(Funding)”するという意味。そんなクラウドファンディングで資金調達中の家電開発プロジェクトを紹介する。

 スマートフォンやPCメーカー、時計メーカーなど、様々なプレイヤーが多彩なスマートウォッチをリリースしている。だが、なかなか決定的な製品は出てこないようだ。

dokiWatch

 そんな中、クラウドファンディング(KICKSTARTER)で話題になっているのが「dokiWatch」だ。既に目標金額を大幅に超える出資金が集まっていることもあり、事実上の先行販売が行なわれている状況。

 dokiWatchは対象年齢6〜12歳を想定したスマートウォッチで、microSIMカードを入れれば3G回線によって音声やビデオでの通話ができ、テキストメールやボイスメールが送れるもの。

dokiWatchは音声通話やボイスメッセージの送信に対応
ビデオ通話も可能

 だが最大の特徴は、単に子どもが電話を使えるだけでなく、防犯機能が充実している点。例えば子どものdokiWatchと連携させたスマートフォンを、両親が持っていれば、子どもがどこにいるかが、いつでも確認できるようになる。

 dokiWatchは、GPS/GSM/Wi-Fiによって位置情報を取得し、子どもの正確な位置がわかる。対応アプリを入れたスマートフォンであれば、どこからでも子どもがどこにいるか把握でき、安心だ。

スマートフォンアプリを起ち上げれば、子どもがどこにいるか(dokiWatchがどこにあるか)が正確に分かる
dokiWatchの左側面のSOSボタンを長押しすると……
所在地などが事前に登録されている親などのスマートフォンに送られる

 さらに時計の左側面にあるSOSボタンを3秒間長押しすると、SOSが事前に登録された連絡先に通知される。同時に、dokiWatchの所在地(子どもがどこにいるか)や、60秒間録音された周辺の音が、親のスマートフォンへと自動で送られる。

子どもが危険な場所に行かないように注意できる

 あらかじめ子どもが立ち入ってほしくないエリアを設定しておくこともできる。もしエリアに入った場合は、通知が受け取れるよう設定できるのだ。

本体の詳細

 本体の幅は最大40mmで厚さは14mmで、重さは60g。1.22型の液晶モニターは、240×240ピクセルで、タッチ操作に対応する。内蔵メモリーは4GB+512MB。600mAhのバッテリーは、一度の充電で約36時間以上使える。耐水耐塵性能はIP65で、雨やホコリで壊れることはない。

 価格については、1月8日現在は129ドルと設定されている。これは先行予約販売という位置付けで、正式に販売される場合には179ドル。出荷予定は5月で、世界中に配送可能という。なお、日本から購入する場合には、本体価格に加えて、送料10ドルが必要になる。ただし、日本の技適マークを取得しているかは不明。

本体カラーは4色が用意されている

(河原塚 英信)