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“強烈なスター・ウォーズファンにも満足してもらえる”100万円のR2-D2型移動式冷蔵庫
(2015/10/29 15:05)
ハイアールアジアは、「STAR WARS」シリーズの新商品発表会を開催した。世界初となるR2-D2型移動式冷蔵庫や、ダース・ベイダーの頭部を再現したMASK 保冷庫、コードレススティッククリーナー、ハンディ洗濯機「Coton」、冷蔵庫用着せ替えカバーなどで、いずれもウォルト・ディズニー・ジャパンとのライセンス契約に基づき、“強烈なスター・ウォーズファンにも満足してもらえる”ように、細部まで忠実に再現した点が特徴。
代表取締役社長兼CEOの伊藤嘉明氏は、「私自身、強烈なスターウォーズファン。自分が欲しかったから作ってしまった。それだけに、クオリティにはこだわりがある。ウォルト・ディズニーや、ルーカス・フィルムとは100回以上のやりとりをして、作り上げた」と話す。
シリアルナンバー付きの限定受注生産でR2-D2型移動式冷蔵庫を販売
「R2-D2型移動式冷蔵庫」は、リモコン操作により、前後左右旋回走行が自由自在に行なえる。スター・ウォーズに登場するR2-D2と等身大の外観を採用したほか、動作も本物を追求。頭部の左右回転動作、LED点滅、効果音を再生する。
限定受注生産で、予約は本日よりスタート。価格は998,000円(税抜)。本体にはシリアルナンバーも付く。出荷は12月中旬より順次行なう。
胴体部分には缶やペットボトルの飲料が保冷できるスペースが用意される。容量は6L。さらに、頭部にはプロジェクターを内蔵し、Microsoft for androidを使用し、Wi-Fi経由で映像を投影することができる。使用条件はAndroid バージョン4.2以降で、iOSには対応していない。プロジェクター部の輝度は32lm、解像度は720p、アスペクト比16:9で、オートフォーカス式を採用する。
本体は充電式でバッテリー駆動するが、保冷庫を稼働させる場合は付属のACアダプターを使用する必要がある。バッテリーで駆動するのは、本体動作及び、プロジェクターのみとなる。満充電時で約2時間走行可能。自走行時の速度は約1km/h。
そのほか、安全に配慮した「緊急停止兼電源ボタン」、万が一の段差からの落下および点灯を防ぐ「前後段差センサー」を搭載する。
本体サイズは650×620×950mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約50kg。本体には赤外線式リモコン、ACアダプター、充電アダプターが付属する。
ダース・ベイダーを忠実に再現したMASK 保冷庫
350mlの缶1本を保冷できるMASK型の保冷庫。「STAR WARS」シリーズの人気キャラクターである「ダース・ベイダー」の頭部を細部まで忠実に再現、質感や光沢、大きさにこだわった。
本日より予約スタートで、価格は39,800円(税抜)。
本体土台部分にはペルチェ式冷却板が設けられており、頭部をおすことで保冷マスクがポップアップし、中の飲み物を取り出すことができる。ポップアップ時には「STAR WARS」で実際に使用されているブレス音と、ライトセーバーの効果音が交互に再生される。
なお今度、「ストームトルーパー」、「C-3PO」タイプについても販売予定。シリーズとしてコレクションすることもできるという。
本体サイズは、305×325×400mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約2.3kg。使用温度範囲は5~30℃で、消費電力量は未定。
「STAR WARS」デザインのコードレススティッククリーナー
ダース・ベイダーとストームトルーパーデザインのスティッククリーナー「AQC-DX1D」も展開する。発売は12月上旬で、本日より予約受付をスタートする。価格は27,800円(税抜)。
AQUAブランドですでに展開しているコードレススティッククリーナーの「STAR WARS」デザイン。本体カラーは黒と白の2色展開で、黒にはダース・ベイダー、白にはストームトルーパーをデザインする。
本体は、スティッククリーナーとしても、ハンディクリーナーとしても使用できる2in1タイプのクリーナー。1回の充電で最長約32分の連続運転が可能。
使い勝手の面では、ダストカップにティッシュペーパーをセットすることで、ゴミ捨て時のホコリの舞い上がりを抑える「ティッシュでブロック」方式を採用する。
本体サイズは258×150×1,057mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は2.8kg。充電時間は約4.5時間。
ハンディ洗濯機「Coton」
少量の水を本体先端から噴射し、衣類を叩く「押し出し洗い」ができる“世界最小の洗濯機”として注目を集めた「Coton」も「STAR WARS」デザインを用意。全部で5種類を展開する。
冷蔵庫用の着せ替えパネル「Colo-mo(コローモ)」でも、「STAR WARS」デザインを展開する。
伊藤社長は、「STAR WARS」シリーズの展開について、就任当初から掲げていた3つのビジョンのうちの1つ「家電の嗜好品化」を狙ったものだという。
「これが家電の嗜好品化。今回の発表をご覧になって、ワクワクされた方は多いと思う。しかし、ほかの家電メーカーというのは、こういったワクワクを感じるような製品を展開できていないというのが現状。だからこそ、作った。私は、これまでなんども“日本覚醒”という言葉を使ってきたが、今回の取り組みもその一環。だからこそ、製品はメイドインジャパンにこだわって、塗装などの細部まで忠実に再現することを目指した。これからも周りになんと言われようと、ワクワクできる製品を作っていきたい」