ニュース

東芝、幅60cmで洗濯容量11kgを実現したドラム式洗濯乾燥機「TW-117X3」

「TW-117X3L」

 東芝ライフスタイルは、洗濯容量11㎏、乾燥容量7㎏の大容量で本体幅60cmのスリムサイズを実現したドラム式洗濯乾燥機を11月下旬に発売する。左開きの「TW-117X3L」と右開きの「TW-117X3R」の2機種で、価格はオープンプライス。いずれも店頭予想価格は30万円前後。

 フルモデルチェンジした、東芝のドラム式洗濯乾燥機。洗濯容量を同社で最大となる11kgとしたほか、汚れがつきにくい加工を施した東芝独自の「マジックドラム」は、従来より直径を約2cm、容量を約21%拡大し、大型化した。一方、本体幅は従来より約1cm小さい60cmを実現しており、縦型洗濯機からの買い替えや、ドラム式洗濯乾燥機の置き換え需要にも対応する。

Bigマジックドラム
従来のマジックドラムとの比較

 「新・Ag+抗菌ザブーン洗浄」は、シャワー流量を約44%増したAg+イオンを含む濃縮洗浄液の「Ag+抗菌ダイナミックシャワー」と、大型化した洗濯槽を利用した「ダイナミックたたき洗い」、「ダイナミック遠心洗い」、「ダイナミック押し洗い」の3つの洗い方を組み合わせ、繊維の奥の汚れまでしっかり洗うことができる。

 また、新搭載された温水洗浄専用ヒーターによる約40℃の温水洗浄とAg+抗菌水による「Ag+約40℃つけおき」では、落ちにくかった黄ばみ汚れをしっかり落とすことができるとしている。

 その他、大型ファンの採用で風量を従来比で約31%増量し、乾燥時のシワを抑えてふんわり仕上げられる「ふんわリッチ乾燥」、洗濯槽内での衣類の取り忘れなどを予防する「槽内LED照明」、操作パネルは時計機能付きタッチセンサー式「スマートタッチ」パネルを採用している。

Ag+約40℃つけおき
「スマートタッチ」パネル

 本体サイズは、600×750×1,060mm(幅×奥行き×高さ)。容量は、洗濯・脱水が11kg、乾燥が7㎏。消費電力は、定格洗濯時は約70Wh、定格洗濯乾燥時は約700Wh。カラーはインテリアホワイト、グランホワイト、グレインブラウンの3色。

「TW-117V3L」

 また、温水設定や槽内LED照明、「スマートタッチ」パネルを省略した、左開きの「TW-117V3L」と右開きの「TW-117V3R」の2機種も同時発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は28万円前後。カラーは、グランホワイトとラピスアイボリーの2色。

鈴木 恵理