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クイジナート、温かいスープを自動調理してくれるブレンダー

オート クッキングブレンダー WSM-1MCGJ

 クイジナートは、加熱機能付きのブレンダー「オート クッキングブレンダー WSM-1MCGJ」を9月に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は29,800円(税抜)。

 加熱ヒーターを搭載したブレンダー。6枚刃のステンレスブレードが、1分間に約7,500~21,000回転して食材を撹はんする。ヒーター内蔵のプレートにより加熱した食材をそのまま混ぜられ、スムージー作りだけでなく、スープやソースなども1台で調理できる。

 食材を入れただけで調理できるよう、自動プログラム機能を搭載した点が特徴。「スープ/ソース/フルーツスムージー/ベジスムージー/アイスクラッシュ」の、5つのプログラムを備える。スムージーは約1分、スープは約15分で完成し、ブレンダーで調理している間に、ほかの料理が作れて時短に繋がるという。

5つの自動プログラムを備える
「スープ/ソース/フルーツスムージー/ベジスムージー/アイスクラッシュ」を用意

ホット/コールドで1年中使えるブレンダー

コンエアージャパン ディレクター 孫氏

 コンエアージャパン ディレクター 孫氏は、自動プログラム機能の搭載について次のように語った。

 「ブレンダーを持っているユーザーに調査すると、週に1回程度しか使っていないことがわかりました。主にジュース作りに使用することが多く、夏場の暑い時期に使ったら後は放置してしまう。健康になりたいけど活用できていないという声がありました。オート クッキングブレンダーなら、ヒーターと自動調理機能でスープ作りも簡単にできます。ホット/コールドのメニューを作って、1年中使っていただきたいです」

 「スープ」モードでは、食材を入れてメニューを選択するとまずヒーターが加熱する。ブレードはしばらく動かず、食材が温まったら撹はんして混ぜる。約15分後、ブザーが鳴って調理終了を知らせてくれる。「ソース」モードもヒーターが加熱して混ぜ合わせる。約9分で完成するという。

「3種のきのこスープ」実演
牛乳を入れる
「スープ」モードを選択
残り15分の表示
きのこスープの完成

 そのほかのプログラムも、料理に応じてブレードの動き方が変わる。葉野菜を使う「ベジスムージー」モードでは、食物繊維をしっかり刻めるように動き、「フルーツスムージー」では、水分の多い果物の液体が飛び散らないように動くといった工夫が施されている。「アイスクラッシュ」は、自宅の冷凍庫で作った氷を入れ、約20秒でクラッシュアイスが完成する。

 このほか、カップ内を洗浄できる「イージークリーニング」モードを備える。水を入れて電源をONにするとブレードが回り、カップ内をキレイにする。このときヒーターもONになる。そのため、水が温められて、より汚れを落としやすくなる。なお、イージークリーニングでカップを洗った後も、軽く手洗いをするよう推奨されている。

グリーンスムージー作り
葉野菜も食物繊維がしっかり刻まれなめらかな仕上がりに
イージークリーニングモードで洗浄
マニュアル運転も可能。上部のつまみでスピード、下部のボタンでヒーターなどを設定
フタには計量カップが付いている

 マニュアルでも使用でき、タイマーは最大30分までを1分刻みでセット可能。調理中はできあがりまでの時間が表示される。ヒーターは「弱(70℃)/中(90℃)/強(100℃)」に設定できる。スピードも4段階で調節可能(ヒーター使用時は2段階まで)。このほか、「混ぜる」ボタンも搭載し、食材を混ぜ合わせたいだけのときはボタン1つで簡単に行なえる。

 本体サイズは、260×250×470mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約4.9kg。最大消費電力は約1,000W。容器容量は、常温水で1,750ml、熱湯で1,400ml。ボトルは耐熱ガラスを採用。クリーニングブラシが付属する。

西村 夢音