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パナソニック、電動歯ブラシ「ドルツ」がデザイン・機能一新のフルモデルチェンジ
(2015/7/22 12:28)
歯周病ケアに有効な0.02mmの極細毛ブラシ
パナソニックは、機能やデザインを一新した音波電動歯ブラシ「Doltz(ドルツ) EW-DE54」を9月1日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は25,000円前後(税抜)。
微細な音波振動で歯垢を除去する「音波振動ハブラシ ドルツ」の新モデル。充電機能やデザインを大きく変更、フルモデルチェンジした。
同社によると、歯周病の罹患率は、非常に多く、20代でも約75%が歯周病にかかっているが、歯周病のケアをしている人は少ないという。歯周病のケアには、歯と歯ぐきの間にある歯周ポケットのケアをすることが重要だが、一般的な歯ブラシでは歯周ポケットまでケアできない場合が多い。ドルツでは、歯周ポケットまでケアできる細さ0.02mmの「イオン用極細毛ブラシ」を採用するほか、毎分約31,000回のブラシストロークの音波振動により、歯垢を効率的に除去できるという。
新モデルでは、さらに歯と歯ぐきに優しい機能として「ブラシコントロールテクノロジー」を新たに搭載。ブラシの振幅を維持し、ブラシを押しつけすぎた場合、振幅を制御し、磨きすぎを防止するという。
1時間充電、さらに2分のクイックチャージも
充電機能では、電磁誘導と磁気共振を融合した新たな技術を採用。一般的な電動歯ブラシの充電時間は長時間かかるものが多いが、ドルツでは約1時間で充電可能となった。1時間の満充電で約60分間使用できる。
さらに、1回分の使用に対応する約2分のクイックチャージ機能も新たに搭載。これらは、新しい充電技術で、電動歯ブラシに採用するのは初めてだという。
プロの器具からヒントを得た新デザインを採用
デザインは、本格的なオーラルケアツールとして認知してもらうため、一新した。プロの歯科医の道具からデザインを学んだとし、シンプルでクリーンなイメージのデザインを採用する。本体は、人間工学の視点から持ち手部分が太い「逆テーパーボディ」とし、ブラシ接続部と、本体下部にシルバーのダブルキャップを施す。充電台は、本体が浮いた構造とし、清潔性にもこだわる。また、持ち歩き専用のケースが付属する。
付属ブラシとしては、歯周ポケットのケアに最適な「イオン用極細毛ブラシ」、歯面やかみ合わせ面をしっかり磨く「イオン用マルチフィットブラシ」、磨き残しの多い歯間部用の「ポイント磨き」、歯ぐきを気持ちよく刺激する「イオン用2WAYシリコンブラシ」が付属する。
本体サイズは28×33×235mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約105g。
下位機種として、付属ブラシがイオン用極細ブラシと、イオン用マルチフィットブラシの2種類の「EW-DE44」、付属ブラシがイオン用極細毛ブラシのみの「EW-DE24」も同時発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に22,000円前後、20,000円前後(いずれも税抜)。