ニュース
三菱、おいしく解凍できる新機能搭載の冷蔵庫「置けるスマート大容量」
(2015/7/14 13:42)
三菱電機は、解凍機能を搭載した冷蔵庫「置けるスマート大容量」シリーズを8月26日から順次発売する。容量やドアの材質が異なる全7機種で、価格は全てオープンプライス。容量は最大705Lで、605L、525L、475Lを用意する。店頭予想価格は30~43万円前後。
高性能で薄型の真空断熱材を採用したことにより、本体サイズを抑えながら大容量を実現した「置けるスマート大容量」シリーズの新モデル。上位機種の「MR-WX71Z」では、容量705L、本体サイズ800×738×1,821mm(幅×奥行き×高さ)を実現している。
機能面では、マイナス3℃から0℃で食品を凍らせずに保存することで、鮮度を長持ちさせる「氷点下ストッカー」を冷蔵室に備えるほか、食品全体を一瞬で均一に凍結させる冷凍技術により、冷凍後の食品も包丁で楽に切れる「切れちゃう瞬冷凍」も搭載する。
新モデルでは氷点下ストッカーを更に進化させ、解凍機能を加えた「氷点下ストッカーD」を新たに搭載した。冷凍した肉や魚を氷点下ストッカーDに移動させ、解凍モードに設定すると細かい温度調整を行ないながら低温で解凍するというもの。解凍にかかる時間は約90分で、自然解凍や電子レンジによる解凍、冷蔵解凍に比べて、解凍時のドリップ流出が少なく、食品のおいしさを維持したまま解凍できるという。
解凍後は、包丁で切れる硬さまで解凍でき、そのまま氷点下でキープするため、解凍後しばらく保存することができる。
三菱では、約1週間保存可能な「氷点下ストッカー」と、約2~3週間保存可能な「切れちゃう瞬冷凍」、約1カ月保存可能な「冷凍室」に、おいしく解凍できる機能を加えることによって、まとめ買いや、時短調理など様々なニーズに応えるとしている。
省エネ面では、冷蔵庫の設置環境を温度と湿度の両方で見張ることで、無駄な発熱を抑制する機能を新たに搭載したほか、断熱性能に優れた独自の「薄型断熱構造 SMART CUBE」の更なる薄型化を実現。庫内容量の増加と、省エネ製を両立しているという。
ドア材にガラスを採用した「WXシリーズ」は、容量705L、605L、525L、475Lの4機種。店頭予想価格は33~43万円前後。本体カラーはクリスタルホワイト、クリスタルロゼ、クリスタルブラウンの3色。
ドア材に鋼板を採用した「JX」シリーズは、容量605L、525L、475Lの3機種。店頭予想価格は30~34万円前後。本体カラーはローズゴールド、ロイヤルウッドの2色。