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筋肉の質まで判定できる体重体組成計「インナースキャンデュアル」
(2015/6/9 18:14)
タニタは、筋肉の質が評価できる体組成計「インナースキャンデュアル RD-902/RD-903/RD-501」の3モデルを、7月1日に発売する。タニタオンラインショップでの価格は順に、21,384円、26,784円、15,984円 (税抜)。
3モデルはいずれも、正しく安定した計測結果が得られるように、プロフェッショナル向けの体組成計に導入されている「デュアル式」計測技術を採用。これは、細胞全体の情報を取得する高い周波数と、細胞外の情報を取得する低い周波数の二つの電流を使うというもの。これにより、細胞レベルの変化を反映した高精度な計測が実現できるという。
さらに、新たな指標として同社が独自に開発した「筋質点数」を導入。加齢や運動習慣の有無によって変化する、筋繊維の大きさ、脂肪や線維質など結合組織の含有量といった筋肉組織の状態を数値化するというもの。従来も計測してきた筋肉量に加えて、筋質を把握することで、筋力を効率的に向上させるのに役立つという。
発表会では、営業戦略本部 国際商品部 マネージャー 池田雅紀さんが登壇し、デュアルタイプ体組成計の特徴を説明。「体組成計が表示する結果が正確かどうかをユーザーは検証できない。だからこそタニタでは、高精度の計測にこだわってきた。デュアルタイプ体組成計は、計測精度にこだわり続けてきたタニタの一つの到達点だと考えている」と、今回の商品の位置づけを語った。
家庭用体組成計によって日本を健康にしていくことに貢献していく
代表取締役社長の谷田千里さんは、今回の商品について次のように語った。「最新のデュアルタイプ体組成計は、筋肉の量だけではなく、質を計ることができるもの。その点で、今までの体組成計とは一線を画すもの」。さらに、このデュアルタイプ体組成計を通じて「体組成の量だけではなく、質を把握する習慣を根付かせたい。そのことで、健康をつくること、ひいては日本を健康にしていくことに貢献していきたい」と語った。
各モデルの違いと製品仕様
「RD-902」「RD-903」はスマートフォンと連携してデータの閲覧と管理が可能。「RD-902」の体重などの最小表示が100gなのに対し、「RD-903」は50g。「RD-501」は、最小表示が50gだがスマートフォン連携機能に非対応。
RD-902の本体サイズは、328×298×31mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は、約2.1kg。電源は、単三形アルカリ乾電池4本で、消費電流は最大250mA。iPhoneやAndroidなどのスマートフォン/タブレットとはBluetooth Low Energyで接続でき、「健康管理アプリ HealthPlanet」など4種の専用アプリを使ってデータの閲覧や管理を行なえる。レッド、ホワイト、ブラックの3色の本体カラーを用意。
RD-903は、デザインやサイズ、重量などはRD-902と同じ。
RD-501の本体サイズは、310×274×33mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約1.3kg。同じく単三形アルカリ乾電池4本を電源とするが、消費電流は最大50mA。スマートフォン連携機能は非搭載だが、過去31日分の計測データを本体に記録できる。
いずれも計測できるデータ同じ。体重/体脂肪率/BMI/推定骨量/筋肉量/筋質点数/内蔵脂肪レベル/基礎代謝量/体内年齢/体水分率を計測可能だ。
「これからは量だけじゃなく質にも気を付けます」
さらに発表会では、かつてタニタから「健康ダイエット大使」に任命されていたタレントの松村邦洋さんが、モデルの西内ひろさんと登場。一時は減量に成功し、100kgを切っていた体重は、現在108kgだという。その松村さんが最新の製品で計った筋質点数は「48点」。あと1点で、40代男性の平均エリアとなる意外な高得点だったという。
「僕はいつも質よりも量を気にしちゃうんです。でもこれからは、量よりも質に気を付けたいともいます」
インスタグラムを使ったオープンキャンペーンを実施
なお、インナースキャンデュアルの新モデル発売を記念し、写真共有サービス「インスタグラム」を使ったオープンキャンペーン「筋質がはかれる体組成計を手に入れてキレのあるカラダになろう!」を6月17日より実施する。応募者の中から抽選で10名に、デュアルタイプ体組成計「RD-902」がプレゼントされる。
7月31日までの応募期間に、自宅にある体重計や体組成計などの写真を撮影。ハッシュタグ「#筋質知りたい」を付けてインスタグラムで写真を投稿することで、キャンペーンにエントリーできる。