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業界初「サイクロンウェーブ加熱」採用の17万円高級オーブンレンジ
(2015/3/17 14:01)
パナソニックは、冷凍したお肉をすぐ使える「芯までほぐせる解凍」機能を搭載したスチームオーブンレンジ「3つ星ビストロ NE-BS1200」を6月1日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は17万円前後(税抜)。
食品のあたためから煮物や焼き物、蒸し料理などの調理ができる、庫内容量30Lのオーブンレンジ。近赤外線と遠赤外線を組み合わせた独自の「光ヒーター」や、スチームを素早く出す高効率ボイラー、熱を吸収して皿自体が発熱する「ビストロスピードグリル皿」、食品の温度や大きさなどを瞬時に見極める「64眼スピードセンサー」などの採用による「時短調理」が特徴。
新モデルでは、マイクロ波をらせん状に放射させる「サイクロンウェーブ加熱」を業界で初めて搭載した点が特徴。マイクロ波は、食品を温める時に用いるものだが、食品の周囲から温めるため、特に解凍時にムラが大きく出てしまう傾向があった。一方、新搭載のサイクロンウェーブ加熱では、マイクロ波が食品の中央付近に放射され、食品中央から周囲へと浸透するため、ムラの少ない解凍ができるという。
64眼スピードセンサーなどの技術と組み合わせることで、冷凍したお肉などをすぐに使える状態まで解凍する「芯までほぐせる解凍」を実現した。
自動メニューでは、発酵や予熱の必要なく、約10分でパンやピザを焼き上げる「かんたんピザ・パン」メニューと、液晶画面に材料や作り方などを表示する「みんなの料理教室」を新たに搭載した。みんなの料理教室では、「おすすめ」「キッズ」「男前」の3コース、計18メニューを表示し、料理が苦手な人でも使いやすくした。
本体サイズは494×435×390mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約20kg。オーブン使用時の温度調節範囲は80~300℃。発酵30~45℃。本体カラーはルージュブラック、ホワイト。