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最長55分の連続運転が可能なティファールのコードレススティッククリーナー

 ティファールは、最長55分の連続運転が可能なコードレススティッククリーナー「エアフォース エクストリーム TY886」を3月より発売する。希望小売価格は36,000円(税抜)。

「エアフォース エクストリーム TY886」左からパールホワイト、グロッシーレッド、メタリックターコイズ
三角形の「デルタヘッド」を採用する
ハンドル部。運転は3段階で切り替え可能

 部屋のコーナーも掃除しやすいように三角形の「デルタヘッド」を採用したコードレススティッククリーナーの新モデル。同社の調査によると、多くの家庭で1回あたりの平均掃除機がけ時間は約18分だが、それに対応しているコードレススティッククリーナーは少ないという。強モードでの運転時間が短いものや、運転時間が長くても、掃除中にフィルターの目詰まりが起こり、吸引力が維持できないコードレススティッククリーナーが多いという。

 これらの問題を踏まえ、エアフォース エクストリームでは、目詰まりしにくい独自の機構を採用したほか、最大55分間の連続運転が可能なバッテリーを搭載した。

ティファールの調査によると、1回あたりの平均掃除機がけ時間は約18分だという
一般的なコードレススティッククリーナーでは、18分の連続運転ができないという

 フィルターには、目詰まりしにくい独自の「エクストリーム エアフローフィルター」を採用する。フィルター下部に傘を設けることで、細かいゴミが舞い上がりにくい機構で、フィルターにゴミが付着しにくいという。一般的な網の目フィルターが約15gのゴミで目詰まりしてしまうのに対し、エクストリームエアフローフィルターは長時間吸引力を維持できるという。

独自の「エクストリーム エアフローフィルター」(右)を搭載。一般的な網の目フィルター(左)に比べて目詰まりしにくい
一般的な網の目フィルターが約15gのホコリで目詰まりしてしまうのに対し、エアロフィルターでは、ゴミを傘の下に溜める機構のため、目詰まりしにくい

 バッテリーには25.2Vのリチウムイオン充電池を新たに採用。6時間の充電時間で、ハイスピード時30分、ノーマルモード時35分、ミニマムモード時55分の連続運転が可能。電池寿命はニッケル水素充電池に比べて約2倍となり、1日10分毎日使った場合でも約4年間使い続けることができる。

 モーターは、従来より約25%吸引力が向上した「エクストリーム ブーストモーター」を採用する。吸い込み口には本体と別のモーターを設け、毎分6,200回の高速回転でゴミを残さずかき出すという。

最長55分間連続運転できるリチウムイオン充電池を採用
充電時間は従来機種の約半分にあたる6時間となった
モーターも強化した

 使い勝手の面では、本体を自立式にしたほか、一般的なコードレススティッククリーナーとは異なり充電スタンドなどを用意しない。これにより、収納スペースがよりコンパクトになるという。そのほか、ゴミが見やすいようヘッド部のLED、充電残量を示すインジゲーターなどを備える。

本体は自立する。三角形のヘッドを採用しているため、安定性も高いという
ゴミ捨てやメンテナンス性も配慮している

 本体サイズは250×250×1,080mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は3,410g。集じん容量は500ml。本体カラーはグロッシーレッド、パールホワイト、メタリックターコイズの3色。

阿部 夏子