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東芝、ピコイオンを放出して衣類のニオイを取るDCモーター扇風機「SIENT+」
~1万円台のDCモーター機など、全11機種をラインナップ
(2013/4/4 16:04)
東芝ホームアプライアンスは、イオン放出機能を搭載した高級扇風機「SIENT+(サイエントプラス) F-DLR300X」を、4月25日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は45,000円前後。
省電力・低騒音のDCインバーターモーターを搭載した高級扇風機シリーズ「SIENT」の最上位モデル。消費電力は2.3~20Wと低く、運転音は13~42dBに抑えられている。静音性を実現するために、風切り音が柔らかいという7枚の羽根を採用しており、また羽根の中心部には吸振用のゴムが内蔵されている。
新製品では、新たに東芝独自の除菌・脱臭イオン「ピコイオン」の放出装置を、ヘッド下部に搭載した点が特徴。衣類のニオイが脱臭できるという。
従来モデルからは、上下左右の同時首振り運転、温度や湿度に合わせて風量を自動で切り替える「デュアルセンサー」、コードレスで使用できる充電用バッテリーを採用する。バッテリーは約6時間のフル充電で、最大約17時間使用可能。使用電力量が多くなる昼間に自動でバッテリー運転を行なう「ピークシフト運転」も備えている。
またリズム風モードは、信州・上高地に吹く実際の風を計測・プログラム化し、自然に吹く風に近いパターンを再現している。
本体サイズは373×370×810mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約6.9kg。風量切り替えは7段階で、リズム風は4段階。1~9時間のON/OFFタイマー、リモコンも備える。
SIENTシリーズの下位モデルとして、バッテリーを省いた「SIENT F-DLR200X/F-DLR100」も、同時に発売する。F-DLR100では、ピコイオンとデュアルセンサーも省かれている。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は順に35,000円前後、25,000円前後。
1万円台から買えるDCモーター扇風機など、SIENT以外にも扇風機8機種を用意
同社ではSIENTシリーズのほかにも、扇風機の新製品を4月12日に発売する。ラインナップは、DCモーターを採用した「DCリビング扇風機 F-DLR50/F-DLR10」、ACモーターを採用した「ACリビング扇風機 F-LR8/F-LR7/F-LR6/F-LR5」、縦長の「タワー型扇風機 F-TR5X」、壁に掛けて使用する「壁掛け扇風機 F-WR8」の8機種。価格はすべてオープンプライス。
DCリビング扇風機は、SIENTシリーズと同様に、省電力のDCインバーターモーターと、羽根の中心部に吸振用のゴムを内蔵した扇風機。上位モデルのF-DLR50では、羽根の枚数もSIENTと同じ7枚となっている(下位モデルのF-DLR10では4枚)。
ただし、SIENTで採用されている、ピコイオンの放出機能、上下左右の同時首振り運転、デュアルセンサーなどの機能は省かれている。
店頭予想価格は、F-DLR50が20,000円前後、F-DLR10が15,000円前後。
ACリビング扇風機は、最大消費電力が37Wと、DCモーターよりも消費電力が高いACモーターを採用。エアコンと併用し、サーキュレーターとしても利用できるよう、上向き角度は最大35度まで設定できる。店頭予想価格は6,500円~12,000円前後。
タワー型扇風機は、ピコイオンの放出機能を搭載。部屋の隅からワイドに風が送れるという。店頭予想価格は15,000円前後。
壁掛け扇風機は、付属のカード型リモコンで風量が4段階に切り替えられる。本体には運転状況が見やすいインジケーターパネルを搭載する。店頭予想価格は7,000円前後。
なお、ON/OFFタイマーは全機種に、チャイルドロックは壁掛け扇風機を除くすべての機種に搭載されている。