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東芝、ファミリーマート船橋金杉店にコンビニ初の最新の有機EL照明を設置

〜色温度可変LED照明も

最新の省エネ設備を導入し、次世代型のフラッグシップ店舗としてオープンするファミリーマート船橋金杉店

 東芝ライテックは、千葉県船橋市のファミリーマート船橋金杉店に、独自パネル採用した有機EL照明器具と、光色を変えられるLED照明器具を2月14日より設置すると発表した。有機EL照明の採用は、コンビニエンスストア業界初という。

 ファミリーマート船橋金杉店は、太陽光発電やリチウムイオン蓄電池システム、地中熱ヒートポンプ空調などの最新の省エネ設備を備える次世代型店舗。同店では、「環境負荷軽減」や「災害時の営業継続」、「新技術の活用」の検証を目的としている。

 同店舗に設置される有機EL照明器具は、同社が独自に開発した「透過型片面発光パネル」を採用した点が特徴。このパネルは、消灯時に透過して見える性能を備え、点灯時には片面だけが発光し、発光面の裏からはパネル越しに物が照らされて見えるという。

 設置場所は、店舗の窓際にあるイートインスペースのカウンターテーブル。夜間や天候の悪い日中に、テーブル面を柔らかなあかりで照らし、まぶしさを軽減するという。消灯時は空間に溶け込み、点灯時は、店外から窓が店内を照らしているかのようにテーブル面が明るく浮かび上がって見えるという。

夜間や天気の悪い日に、まぶしさを抑えた照明を提供する

 またパネルは、必要な方向のみを照らすため、光の利用効率が高く、省エネに繋がるという。同社では、「有機ELならではの新しい照明のカタチを提案」するとしている。

直管形LEDランプの形状で、色温度を変えられるLED照明器具

 一方、LED照明器具は、制御装置と組み合わせることで、色温度を3,500K〜5,500Kまで調節できる点が特徴。時間帯や季節に応じて色温度を選択できる。直管形LEDランプの形状を採用しているため、ランプや器具を交換する必要がないという。同社では、直管形のLEDでこのような機能は“業界初”としている。

 明るさは直管形LEDランプ40W形と同等でありながら、ランプ単体の効率は、4,500Kの混光時で120lm/Wと高効率で、直管形LEDランプ40W形と比べ、消費電力を約20%削減する。

 設置される照明器具の台数は、有機EL照明器具2台と、色温度可変LED照明器具69台。有機EL照明器具は、1台当たり180×90mm(幅×高さ)の透過型片面発光有機ELパネル20枚で構成されている。

(小林 樹)