東芝、ファンが水洗いできる清潔志向加湿器

~気化フィルターも洗えて、寿命も10年
最上位機種「KA-P70X」

 東芝ホームアプライアンスは、気化式加湿器「uLos(ウルオス)」3機種を9月25日から順次発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は16,000円前後から。

 清潔さに配慮し、送風用のファンも本体から外して水洗いできる加湿器。ファンを外して水洗いできるのは、業界初としている。また、気化フィルターも水洗い可能で、交換目安は10年となっている。

 本体内には花粉などに効果のあるエアフィルターを内蔵し、水タンクや、キャップなども抗菌素材を使用している。また、水に高電圧を加え、分解してできる微細な水に包まれたOHラジカル「ピコイオン」ユニットを装備する。ピコイオンは、除菌や脱臭などの効果があるとしている。

 温度センサーと湿度センサーを内蔵しており、室温に合わせて湿度を50/55/60%の3段階に自動設定することができる。タイマーは1/2/4時間の切タイマーを装備。運転モードは連続/おまかせ/うるおい/おやすみの4つが用意される。

 最上位機種の「KA-P70X」は、定格加湿能力が700ml/hで、木造和室で12畳、プレハブ洋室で19畳まで対応する。水タンク容量は約2.8L。9月25日発売で、店頭予想価格は24,000円前後。本体色はホワイトのみ。消費電力は31~32W。

 定格加湿能力が500ml/hで、和室8.5畳/洋室14畳まで対応の「KA-P50X」も同日発売。店頭予想は21,000円前後。本体色はホワイトのみ。水タンク容量は約2.8Lで同じ。消費電力は19~22W。

「KA-P50X」「KA-P30X」(ホワイト)
同(ピンクゴールド)同(ブラック)

 定格加湿能力が300ml/hで、和室5畳/洋室8畳まで対応の「KA-P30X」の店頭予想価格は16,000円前後。本体色は、ホワイトとピンクゴールド、ブラックの3色。ホワイトは9月25日発売、他の2色は10月10日の発売となる。水タンク容量は約1.5L。

 KA-P70XとKA-P50Xの本体サイズは365×201×402mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約6.1kg。KA-P30Xは本体が一回り小さく300×195×350mm(同)、約4.8kg。消費電力は20W。






(伊達 浩二)

2012年9月11日 00:00