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初代ウォシュレットが日本機械学会の機械遺産に

〜家庭用品では初の認定
ウォシュレットG

 TOTOは23日、自社の温水洗浄便座「ウォシュレット」の初代モデル「ウォシュレットG」が、一般社団法人 日本機械学会により機械遺産に認定されたと発表した。家庭で使用される機会が機械遺産に認定されるのは初としている。

 もともと東洋陶器(現TOTO)はアメリカン・ビデ社製の「ウォッシュエアシート」と呼ばれる医療用洗浄便座の輸入販売を1964年から行なっていたが、日本市場に合致せず、1978年に自社開発を決意した。

 ウォシュレットGは、1980年に発売された初めての自社製温水洗浄便座で、日本人に合った製品にするために、温水の温度制御技術や専用熱交換器の開発、洗浄ノズルの格納方法の検討など多くの新技術が開発された。現在、福岡県にあるTOTO歴史資料館に保存されている。

 現在、温水洗浄便座の世帯普及率は7割を越えており、「ウォシュレット」は温水洗浄便座の代名詞的存在となっている。

 機械遺産は、日本機械学会が歴史に残る機械技術に関連した遺産を保存し、文化的遺産として次世代に伝えることを目的として、学会創立110周年を迎えた2007年より行なっている。

 今年は、ウォシュレットGのほか、総合車両製作所「ステンレス鋼製車両群(東急5200系と7000系)」、吉野大峯ケーブル自動車「吉野山ロープウェイ」、国立科学博物館「池貝工場製第1号旋盤(現存最古の動力旋盤)、リコー「卓上複写機リコピー101」が認定された。






(伊達 浩二)

2012年7月23日 17:15