東芝ライテック、ボール形状100Wタイプの電球形蛍光灯約385万個を無料交換

　東芝ライテックは、同社が製造・販売した100Wタイプのボール電球形状の蛍光灯について、ランプ寿命期でガラスカバーが破損する恐れがあるとして、対象製品約385万5千個を無償で交換することを発表した。

　対象となる製品は、東芝ライテックは2005年5月から2012年4月まで製造した100Wタイプのボール電球形状の蛍光灯で、東芝ライテックが販売した以外に、日立アプライアンス、三菱電機オスラム、NECライティング、三洋電機が販売した製品も含まれる。東芝ライテックでは、対象製品の使用を控えるよう呼びかけるとともに、専用の問い合わせ窓口への連絡を求めている。東芝ライテックブランドの形名は「EFG25EL/20-ZJ」「EFG25EN/20-ZJ」「EFG25ED/20-ZJ」で、形名は製品本体のブランド名の下に表示されている。

対象製品一覧と形名表示例。各ブランド名の下に形名が表示されている

形名一覧と台数。合計で約385万5千個が対象となる

　同社によると、対象製品の一部においてガラスカバーと本体の接着強度が弱いものがあり、きわめて稀ではあるもののランプ寿命時に内圧が高まり、ガラスカバーが破損・落下する可能性があるという。同製品によるけがなどは、これまで発生していない。

問い合わせ先電話番号: 0120-510-456