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シャープ、機器ごとの使用電力がリアルタイムで把握できる「電力見える化システム」

〜専用タップで配線工事は不要

 シャープは、機器ごとの使用電力を把握できる「電力見える化システム JH-RTP1」を6月1日より発売する。専用タップ5台と、専用タブレット端末、中継器がセットになっており、希望小売価格は207,900円。

専用タップ5台と、専用タブレット端末、中継器がセットになった「電力見える化システム JH-RTP2」 太陽光発電システムと連携したシステムで、タップを用いることにより各機器ごとの消費電力の情報を得られるという

 シャープの太陽光発電システムとの連携により、機器ごとの消費電力をリアルタイムで確認できる家庭向け電力管理システム。コンセントに差し込んで使用する専用タップを使うことで、配線工事などが一切不要で、簡単に設置できる点が特徴。

 システムの設置は、テレビ・エアコン・冷蔵庫などの電源プラグを専用のタップに差し込んで、付属の中継器をルーターと接続するだけ。各機器の消費電力データが中継器に集約され、専用タブレット端末に各機器ごとの消費電力が表示される。タップから直接データを取得することで、機器ごとの消費電力や使用状況がリアルタイムで確認できるため、たとえばエアコンの温度設定を下げた瞬間の消費電力の変化が一目でわかるという。

専用のタップに各製品のプラグを差し込んで使う 機器ごとの消費電力量をグラフ化して表示する 使用機器のリアルタイムの消費電力がわかりやすく表示されるため、節電意識が高まる。上のグラフは、エアコンの設定温度を変えた時の消費電力の違いを示している

 このほか、専用タブレットでは、機器ごとの消費電力、機器ごとの1カ月間の消費電力、部屋ごとの消費電力、1時間ごとの消費電力量の変化などを表示。これらのデータはすべてグラフや表を使ってわかりやすく表示される。シャープでは、電気の動きが詳細に確認できるため、効果的な節電ができるとしている。

部屋ごとの消費電力量を表示しているところ 前日と比較することもできる 各機器の消費電力を一斉に表示することもできる

 さらに、機器ごとの電力使用量目標値も設定できる。電力使用量が目標値を超えた場合、タブレットに通知される仕組みで、節電意識を高められるという。

太陽光発電システムの運転状況や、発電・売電電力などもタブレットで確認できる

 また、太陽光発電システムの運転状況や発電・売電電力などもタブレットで確認可能。見える化システムを使って節電することで、売電量が増えるため、より効率的に太陽光発電システムを使えるという。

 なお、電力見える化システムが連携できるのはシャープ製の太陽光発電システムのみで、他メーカーの製品には対応しない。また、見える化システムは太陽光発電システムとの連携で成立する製品のため、単独での使用は不可となっている。

 専用のタップはあらかじめ5台がセットになっているが、別売りのタップを購入することで、最大30台まで増設可能。

 タブレットは、7インチのタッチパネルを搭載。OSはAndroid2.3でアプリやインターネットなども利用できる。内蔵メモリは8GB、RAMは512MB。300万画素のカメラ機能も搭載する。microUSB端子、microHDMI端子、microSDメモリーカードスロット、イヤホンマイク端子(φ3.5mmヘッドホン端子)を備える。

 バッテリーはリチウムイオンポリマー電池で、容量は5,400mAh。本体サイズは130×194×11.5mm(高さ×幅×厚さ)で、重量は約395g。充電時間は約5時間で、連続動画再生時間は約8時間。

 専用タップはAC200V/20Aタイプが1個、AC100V/20Aタイプが1個、AC100V/15Aタイプが3個、計5個が同梱される。

 中継器の本体サイズは75×23×60mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約69g。

 また、同梱の専用タップ5個がすべてAC100V/15Aタイプの「JH-RTP2」も5月11日より発売する。希望小売価格は206,640円。






(阿部 夏子)

2012年4月12日 14:08