四国電力、「でんき予報」を8月1日に開始

~節電要請をしていない電力会社では初めて

 四国電力は、電力の需給状況などを知らせる「でんき予報」を8月1日に開始する。掲載期間は9月30日までの平日のみ。

 掲載内容は、当日の予想最大電力、当日のピーク時供給力、電気の使用率などで、使用率に応じて需給状況がイラストで表現される。

 でんき予報は、四国電力に掲載される。また、CSV形式などによるデータのダウンロードについては触れられていない。

「でんき予報」の画面イメージ。需給状況が3段階の電球の図で表示される

 これで「でんき予報」を公開している電力会社は、東北電力、東京電力、北陸電力、中部電力、関西電力、九州電力に続き7社目となる。これまでの6社は、管内の節電を要請しているが、四国電力では要請していない。

 7月27日に行なわれた四国電力社長の定例記者会見では、「今夏の電力需給につきましては、既にお知らせしているとおり、安定供給に必要な予備率(8%以上)を確保できる見通しとなっておりますが、四国地域においても節電に対するお客さまのご関心が非常に高くなっていることを踏まえ、日々の予想最大電力とピーク時供給力などをお知らせする『でんき予報』を、来月1日から当社ホームページ上に開設することといたしました。」と説明されている。






(伊達 浩二)

2011年7月27日 14:57