三菱電機、「渋谷ヒカリエ」にLED照明器具1万3千台を納入

~オフィスフロアは蛍光灯比で43%の節電
「渋谷ヒカリエ」

 三菱電機株式会社は、2012年春に開業を予定している「渋谷ヒカリエ」のオフィスフロアにLED照明器具を納入すると発表した。

 渋谷ヒカリエは、東急文化会館跡地を中心にした再開発プロジェクトで、34階立ての高層複合施設。エスカレーターシャフトを利用した通風経路で夜間の外気を取り入れるナントパージの実施や、壁面の緑化など、CO2排出量削減の新しい試みが特徴となっている。

 今回は、17階から34階を占める賃貸オフィスフロアの基準照明として、13,631台のLED照明器具が採用された。うち、マルチグリッドLED照明器具が10,982台、LEDダウンライトが2,649台納入される。

 マルチグリッドLED照明器具は46W、LEDダウンライトは22.5Wと消費電力が低く、一般的な蛍光灯器具と比べて約43%の節電となる。また、光源寿命が蛍光灯の約4倍の50,000時間と長く、メンテナンス作業の負荷も軽くなるとしている。

マルチグリッドLED照明器具LEDダウンライト





(伊達 浩二)

2011年5月25日 17:25