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アドレンズ、もしもの時に自分で度数が調節できる防災用メガネ

アドレンズ エマージェンシー

 アドレンズ・ジャパンは、自分で度数が調節できる防災用のメガネ「アドレンズ エマージェンシー」を、4月26日に発売した。希望小売価格は4,980円。

 災害でメガネを失ったり、うっかり壊してしまった際などに、一時的にスペアとして使用するための緊急時用メガネ。左右それぞれに2枚の可動式レンズが備わっており、フレーム横にあるツマミを操作することで、レンズの重なり度合いを調節。屈折度数を変化させることで、それぞれの目の視力に合わせることができるという。

 適用度数の範囲は、マイナス6.0度からプラス3.0度まで。同社では近視から遠視、老眼に対応するとしている。乱視には対応しない。

左右それぞれに2つのレンズがあり、フレーム横のツマミで位置を変える レンズの重なり度合いによって、度数が変化する 度数の調節方法
保護ケースに入れておけば、地震などで破損するおそれもないという

 また本製品は、強固な保護ケースに入れられた状態で販売される。ケースごと保管すれば、地震などで破損するおそれが少ないという。さらに、誰でも瞬時に使用できるよう、多数の日本人による使用テスト結果から設定されたフリーサイズを採用している。

 なお、災害など緊急時のみに利用が限られているため、車の運転などリスクの高い作業では使用が禁止されている。

 本体サイズは49×25×135mm(レンズ幅×レンズ幅×ツルの長さ)で、瞳孔間距離は66mm。全国の眼鏡店、百貨店、家電量販店などで販売されるという。

 同社ではまた、アドレンズエマージェンシーの初回生産分のうち1,000本を、東日本大震災の被災者に提供するとしている。今後は、自力で度数の調節ができるメガネの開発と提供を通じて、災害時の視力確保の重要性を啓発し、防災・減殺に貢献する活動を継続して行っていくとしている。

 アドレンズは、度数調節ができるレンズ技術を用いたメガネの開発・販売を行なう会社。2005年にイギリスで創設され、発展途上国に度数調節が可能なメガネの提供を行っているという。アドレンズエマージェンシーは、世界に先駆けて日本で初めて発売されるとしている。



(正藤 慶一)

2011年4月27日 00:00