東京電力、川崎火力発電所内に12.8万kWのガスタービンを増設

 東京電力は22日、川崎火力発電所の敷地内に、緊急電源としてガスタービン発電設備を設置すると発表した。

 設置されるのは、12.8万kW出力のガスタービン1台。このガスタービンは、大井火力に設置されるのと同様に、タイのEGAT社より無償提供された。運転開始は、2011年8月の予定。

 ガスタービン発電設備は、天然ガス(LNG)燃料としている。

 東京電力は、21日も大井火力発電所にEGAT社より無償提供されたガスタービンの設置を発表するなど、夏の電力需要増大に向けて、電源の緊急設置を進めている。

川崎火力発電所全景(資料写真)ガスタービン発電設備設置場所





(伊達 浩二)

2011年4月22日 13:04