東芝、温湿度に合わせて風量を自動で調節する扇風機
F-LM100X |
東芝ホームアプライアンスは、温湿度に合わせて風量を自動で調整する扇風機「F-LM100X」を4月1日より発売する。希望小売価格はオープンプライス。店頭予想価格は15,000円前後。
室内の温度/湿度に合わせて風量を自動で調整する扇風機。本体には温度と湿度を感知する2つのセンサーを搭載し、室内の温度/湿度が上がると風量を強めに、温度/湿度が下がると風量を自動的に弱くする。本体には「標準モード」「弱めモード」「強めモード」など3種類の自動運転モードを搭載しており、いずれもセンサーと連動して風量を自動で調節する。
本体には温度と湿度2つのセンサーが搭載されている | センサー感知による風量の変化 |
見やすさの面では、同社の扇風機としては初めてデジタル表示のパネルを採用した。パネルでは室温表示、3段階の湿度表示機能も備え、室内の状態が一目でわかるという。また本体羽裏に収納できるカードタイプのリモコンも用意する。
本体パネルは見やすさに考慮してデジタル表示のものを採用した。付属のリモコンはカードタイプで本体に収納できる |
そのほか、運転機能では「切/入ツインタイマー」機能を備える。切/入ツインタイマーは、それぞれ別々に使用することもできるほか、併用することもできる。同社では特に、エアコンのタイマーと組み合わせて使用することで、エアコン停止時に扇風機の運転を開始するなどといった使い方ができるとする。
そのほか、従来の弱モードよりさらに弱い風を送る「ゆっくり風」機能、リモコンで首振り運転の操作ができる「リモコン首振り」機能などを備える。
本体全高は796~1,102mm、重量は約5.3kg。消費電力は35W/37W(50Hz/60Hz)。コードの長さは1.7m。本体カラーはホワイト。
また、温湿度センサーを搭載していない下位機種、全4機種を同時発売する。希望小売価格はオープンプライス。製品の詳細は以下の表の通り。
左から、F-LM100X(ホワイト)、F-LM85X(グレー)、F-LM75X(ブルー)、F-LM65X(ホワイト)、F-LM55X(ホワイト) |
形名 | F-LM85X | F-LM75X | F-LM65X | F-LM55X |
風量切替段数 | 8段階 | 6段階 | ||
ゆっくり風 | ○ | × | ||
自動コードリール | ○ | × | ||
リモコンによる首振り操作 | ○ | × | ||
全高 | 796~1,102mm | 720~952mm | ||
重量 | 約5.1kg | 約5kg | 約4.5kg | 約4.2kg |
希望小売価格 | オープンプライス | |||
店頭予想価格 | 12,000円前後 | 10,000円前後 | 8,000円前後 | 6,500円前後 |
本体カラー | グレー | ホワイト/ブルー | ホワイト |
(阿部 夏子)
2010年3月16日 16:56
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