パナソニック、目覚まし照明「ASSA」が1日の気分を改善すると発表

~富山県の小学生33名で検証

 パナソニック電工は、同社が発売する目覚まし用の照明器具「ASSA(アッサ)」を使用することで、目覚めや朝など、1日の気分を改善すると発表した。

 ASSAは、起床時間の30分前から徐々に明るく調光することで、光でやさしく目覚めを導く照明器具。同社では「ASSA」のシリーズとして、これまでに電気スタンドタイプや天井直付けのシーリングタイプなどが発売されている。

電気スタンドタイプの「生体リズム お目覚めスタンドASSA SB697W」シーリングタイプの「ASSA シーリングライト LBP58530K」は、ナショナルブランド時のモデルとなるシーリングタイプの最新モデル「ASSA HFAZ7810K」

 同社が行なった検証内容は、富山県の小学4~5年生の33名が、2007年11月から翌1月末までの期間中ASSAを使用し、朝と夜にその時の気分を記録するというもの。この結果、登校日にASSAで目覚めた朝の気分が、ASSAなしの場合よりも向上していたという。また、登校とや休日にかかわらず、1日の気分を「楽しかった」と答える日が、ASSAで目覚めた場合の方が多かったという。なおこの調査は、富山大学人間発達科学部 神川康子教授と共同で行なわれた。

 同社ではこの結果を受け、ASSAを使用することで現代の子供たちのQOL(生活の質)を向上し、保護者にもメリットが期待できるとしている。今後は子育て世帯や受験生の家庭向けに、子供部屋や寝室へASSAの提案を強化していくという。

 

小学生に対するアンケート結果。起床時にASSAを使って目覚めることで、登校日の朝の気分を「気持ちよかった」と答える割合が増えたまた、学校がない日でも、ASSAを使って目覚めることで、1日の気分を「楽しかった」と答える割合が増えた



(正藤 慶一)

2009年10月21日 18:52