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やじうまミニレビュー
アコードインターナショナル「グッドスリープライト」

~目覚めと寝入りを明かりでサポート
Reported by 本誌:正藤 慶一

グッドスリープライト
 今回紹介する商品は、明かりで起こしてくれる目覚まし時計「グッドスリープライト」である。

 この商品の存在を知ったとき、これはまさに私のためにある商品だと思った。なぜなら、我が家の寝室には窓がなく、朝も昼も夜も明るさが変わらない。昨年まで住んでいた部屋は、朝になると太陽がさんさんと降り注ぎ、体をゆっくりと起床へといざなっていたものだった。しかし今は、起きてもそこは閉ざされた真っ暗闇の中。体が夜だと勘違いしているのか、二度寝をしてしまうこともしばしば。どうにかできないものかと悩んでいたところだ。

 というわけで、さっそく購入だ。楽天市場での販売価格は、最安値でも13,440円となっており、決して安い値段ではないが、ここは意を決して購入ボタンを押してみた。

 商品は、時計が備えられた台座にライトが立っており、L字型の形状をしている。サイズは140×180×200mm(幅×奥行×高さ)で、重さは650g。ライトがある分、よくある目覚まし時計よりも大きめなっている。どうやら海外の製品のようで、パッケージには日本での商品名である「グッドスリープライト」ではなく、「Sunrise Clock Ez Wake」と表示されている。

 さて、本製品の特徴である「明かりで起こしてくれる」機能は、説明書によれば「朝日が上がるがごとく、約30分をかけて徐々に明るくなる」というものだ。なんでも「体内深部体温が順調に上昇」「覚醒方向への体の準備が促進」「交感神経系の活動が活性化」「起床直後の眠気解消」「生体リズムの規則性を改善」などの効用があるらしい。しかも、販売元のアコードインターナショナルは、「日本睡眠学会」というところの会員だという。なにか期待できそうな感じがする。

 まずは、電源を入れよう。電池の差し込み口はどこだ……と本体を探るが、それらしきものはどこにもない。台座から電源コードが伸びているのみだ。実はこの製品、電源は付属のACアダプターのみで、電池が使えない。そのため、電源を切れば、時間設定がすべてリセットされてしまうのだ。おそらくライトを使用するため、電池では電力が持たないからだろう。「時計」というよりかは、「照明に時計機能が付けられたもの」と考えた方が良いかもしれない。


ライトの点灯中のようす
本体側面
背面。カバーにはスリットが入っている

パッケージには日本での商品名である「グッドスリープライト」ではなく、「Sunrise Clock Ez Wake」と表示されている 取扱説明書によれば、「体内深部体温が順調に上昇」「覚醒方向への体の準備が促進」「交感神経系の活動が活性化」……などの効果があるようだ

 時計は、台座の正面部に用意されている。「12:34」といった感じの、普通のデジタル時計だ。時計合わせは、ディスプレイ下の「P」ボタンを押しながら、さらにその下に2つ用意された「+」「-」ボタンを押せば、ディスプレイの表示が変わる。初期状態は12時間表示となっているが、「P」「+」「-」を同時に押すことで、24時間表示への変更も可能だ。アラーム時間をセットする場合は、ディスプレイ上部の「A」ボタンを押し、その後時計合わせと同様にセットする。

 ライトは60W形で口金サイズが17mmの白熱球専用となっており、本体台座のソケットに取り付ける。アラーム使用時でなくても明かりは点灯でき、「+」キーで光を徐々に明るくし、「-」キーで暗くできる。光は部屋の隅々を照らすほどではないが、読書灯として使用するならば、これでも十分だろう。白熱球なので、点灯中はかなりの熱を発するため、ライトにはカバーで覆われている。カバーは白色かつ球形で、点灯中は白熱球の明かりを包み込む。まるで、カバー全体が発光しているかのようにも見える。


電球は、60W形で口金サイズが17mmの白熱球を使用する 台座には4つのボタンが備えられており、これで時計合わせやアラームのセットを行なう 時計の表示部。アラームがセットされていると、表示部左側にオレンジ色のランプが表示される

12/24時間の表示を切り替える際には、「P」「+」「-」ボタンを同時に押す 【動画】「+」キーを押すと、ライトが点灯する。読書灯としても使用できるほど明るい (WMV形式、約453KB)

【動画】約30分かけて、ランプを徐々にライトアップするようす。アラーム音も用意されている。なお、光の変化を分かりやすくするため、途中で映像をカットしている(WMV形式、約8.5MB)
 さあ、それでは使ってみよう。起床時刻をセットし、枕の脇に置いて寝てみた。なお、本製品は明かりに加えて、アラーム音も同時に鳴る。「+」「-」キーを同時押しすることで、音を鳴らない設定にもできるが、それでは少々不安。アラームも有りの設定で使用してみる。

 「ピピピピッ、ピピピピッ」というアラーム音とともに眼が覚めると、普段は暗い寝室が、「グッドスリープライト」の光で明るく照らされている。目覚めの気分は良好だ。これが「覚醒方向への体の準備が促進」「交感神経系の活動が活性化」の効果なのだろうか、真っ暗闇の中で目覚まし目覚めるよりも、無理矢理起こされている感じはしない。そういえば、アラームが鳴る前にも、目の前が白むような感覚もあったように感じた。30分を掛けて目を覚ます効果は確かにあった。


【動画】「寝付き」のサポートをする機能もある。目覚めとは逆に、ライトが徐々に照度を下げ消灯する。こちらも途中で映像を省いている (WMV形式、約5.4MB)
 ところで、本製品には「目覚め」機能以外にも、「寝付き」をサポートする機能がある。目覚めとは逆に、ライトが徐々に照度を下げ、約30分をかけて消灯するというものだ。セット方法は、「+」キーでライトを付け、アラームをONにするだけ。なんでも、「この催眠法は、特に興奮した小児に有効で心身を落ち着かせ自然に眼を閉じさせるのに有効」だという。

 これがなかなかの効果があった。私は寝付きが悪い方で、ふとんに入っても1~2時間は眠れなかったりするのだが、この機能を使うと、コロッと数分で寝てしまうことがあったりする。ウソのような話だが、確かに効果は感じられる。今までは寝付くまでの孤独な時間が辛かったものだが、まるで心安らぐ友を得たような気分だ。

 使用開始より3週間くらい経つが、今でも毎朝・毎晩お世話になっている。最近では慣れてきたせいか、アラームが鳴る前に明かりで起きることもあるほどだ。決して安くはない製品だが、就寝時と目覚めにストレスを感じている人なら、1度使ってみる価値のある製品だ。





URL
  アコードインターナショナル株式会社
  http://www.accord-intl.com/
  製品情報
  http://www.accord-intl.com/sleep/light_ezw.html

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2007/03/28 00:02

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