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やじうまミニレビュー
ウェザリージャパン「SLEEPTRACKER」

〜毎朝すっきり目覚められる腕時計型目覚まし時計
Reported by 平澤 寿康

ウェザリージャパン「SLEEPTRACKER」
 毎年4月を迎える時期になると“春眠暁を覚えず”という言葉をよく耳にする。筆者にとっては、春に限らずいつでも朝は眠くて目覚めが悪いのだが、4月になると進学や就職などで新生活を迎える人が多く、特に寝坊に気を付けなければならない時期であることは間違いないだろう。

 目覚めが悪く、よく寝坊してしまうという人の大多数が、大音量のベルやブザーが鳴る目覚まし時計を使っていると思う。筆者も、比較的大きな音の鳴る目覚まし時計を使っており、朝早くに取材などの約束がある場合でも、なんとか遅刻しない範囲内で起きられている。

 ただ、たまに気が付かないうちに音を止めて二度寝し慌ててしまうことがある。それも、6〜7時間と十分な睡眠時間を取っている場合でもだ。かと思えば、前日仕事がたて込み、睡眠時間が3〜4時間ほどしか取れなかったにも関わらず、目覚まし1発ですっきり目覚められることもある。読者の皆さんもこういった経験はないだろうか。

 一般的に人が睡眠する場合、90〜100分ほどの周期で深い眠りと浅い眠りとを繰り返している、ということはよく知られている。そして、浅い眠りの時に目覚めれば、すっきり目覚められる。長時間睡眠を取っているにもかかわらず、目覚まし時計が鳴っても起きるのがつらいほど眠い時は、深い眠りの状態で目覚まし時計に起こされたからだ。つまり、浅い眠りの時に目覚まし時計が鳴るようにしておけば、毎日すっきり目覚められるということになるだろう。

 睡眠の周期に合わせ、目覚ましが鳴る時間を90分の倍数となる時間にセットすれば、すっきり目覚められる。これも良く聞くことだ。とはいえ、人によって睡眠の周期は微妙に異なるし、寝付く時間も日によって異なる。もちろん、体調や気温などによっても睡眠周期は変化するため、いくら90分の倍数で目覚ましが鳴る時間をセットしたとしても、うまい具合に浅い眠りのときに目覚ましが鳴ってくれるとは限らない。ちゃんと睡眠の周期に合わせて、ベストタイミングで目覚ましが鳴ってくれる目覚まし時計はないのか。そう思っていた時に見つけたのが、「SLEEPTRACKER(スリープトラッカー)」だ。

 SLEEPTRACKERは、見た目は単なるデジタル腕時計だ。しかし、目覚めに最適となる時間にアラームを鳴らすことで、常に快適な目覚めが実現できるという。これが本当なら、まさに理想的な目覚まし時計だ。販売価格が直販サイトで19,425円とかなり高価だったため、ちょっと躊躇したものの、毎日快適に目覚められるという点に大いに惹かれ、頑張って購入ボタンを押したのだった。


デジタル液晶の文字盤とボタンが4個と、非常にシンプルだ バンドはゴム製。見た目は、まるで格安腕時計のようだ

 届いたSLEEPTRACKERを見た第一印象は、全く高級感が感じられないな、といったものだった。見た目には、数千円で売られている格安腕時計とほとんど変わらない。しかも、デジタル腕時計ではおなじみの、ストップウォッチやタイマーといった付加機能は一切搭載されていない。一応20mの防水機能(2気圧防水相当)はあるが、基本的には、時刻表示とアラーム機能など、目覚まし時計として必要な機能しか搭載されていないのだ。SLEEPTRACKERを普通の腕時計として考えると、おそらく10人中10人が値段が高いと感じるはずだ。

 とはいえ、SLEEPTRACKERの本質は、毎日快適に目覚められるという点にある。枕を振動させたり、背中の下に敷いたエアバッグを膨らませることで目を覚まさせる機械が数万円で販売されていることを考えると、本当に毎日快適な目覚めが得られるとすれば、SLEEPTRACKERの販売価格も一概に高いとは言えないのかもしれない。

 SLEEPTRACKERの仕組みは、本体内蔵のモーションセンサーによって体の動きから浅い眠りであるレム睡眠状態を検知し、最適な時間にアラームを鳴らして目を覚まさせるというものだ。レム睡眠とは、体は寝ているものの脳が覚醒時に近い活動を行なっている状態のことで、閉じたまぶたの下で眼球が激しく動く現象が見られることが知られている。そして、眼球だけでなく、体も微妙に動く。その微妙な体の動きを内蔵のモーションセンサーが検知することでレム睡眠状態を判断し、最適な時間にアラームを鳴らすというわけだ。

 ただ、起きなければならない時間と、実際に目覚めに最適な時間が一致することはほとんどない。そこでSLEEPTRACKERでは、アラームを鳴らす時間に幅を持たせることができるようになっている。例えば、アラームを朝7時に設定し、アラームの鳴る時間の幅を30分に設定しておけば、朝6時30分から7時の間の最適なタイミングでアラームが鳴るわけだ。


本体裏面のやや盛り上がった部分があるが、この中にモーションセンサーが内蔵されているのだろう。20mの防水性能を示す記述も見える 用意されている機能はアラームのみ。ストップウォッチやタイマーといったおなじみの機能は一切用意されていない

 ちなみに、SLEEPTRACKERのアラーム音は特別大きいというものではない。一般的な腕時計のアラーム音とほぼ同じと考えていい。また、寝るときにはSLEEPTRACKERを腕に付けた状態となるため、基本的にSLEEPTRACKERは布団の中に存在することになる。加えて、一定時間ごとにアラームが鳴るスヌーズ機能もない。そのため最初は、それほど大きくないアラーム音、それも布団の中で鳴るアラーム音で本当に目が覚めるのか、ちょっと不安だった。もちろん、そんな不安を感じる前に、とにかく使って確かめてみればいい。というわけで、さっそく使ってみることにした。

 アラームを朝7時に、アラームの幅を30分にセットし、午前2時頃に就寝。普段では、睡眠時間が5時間ほどの場合、目覚まし一発ですっきり目が覚めることはほとんどなく、目覚まし時計のスヌーズ機能によって何度かアラームが鳴った後でなければ起きない筆者だが、SLEEPTRACKERでは、なんと一発ですっきり目が覚めたのだ。

 それも、不安だった比較的小さなアラーム音でだ。寝る前には、たぶんアラームに気が付かずにだいぶ寝過ごすんじゃないのかと思っていただけに、非常に驚いた。ちなみに、アラームが鳴ったのは6時48分頃。アラーム設定時間よりも12分ほどの早起きになったことになるが、それでも普段とは比べものにならないぐらいすっきりと目が覚めた。

 いずれ慣れてしまえば、目が覚めなくなるんじゃないのか。そう思っていたのだが、それ以降SLEEPTRACKERを使って目が覚めなかったことは1度もなかった。それまでの寝起きの悪さが嘘のようである。

 では、より過酷な条件ではどうだろう。ちょうど3月上旬に取材でアメリカに行く予定があったため、現地で使ってみることにしたのだ。アメリカ取材に行くと、到着後数日は確実に睡魔に悩まされ、朝の目覚めも極端に悪くなってしまう。そういった状態でSLEEPTRACKERですっきり目覚められるようなら本物だろう。そう思って実際にアメリカに持って行なって使ってみたのだが、驚いたことに、こちらも毎朝きちんとSLEEPTRACKERのアラームだけでしっかり目が覚めたのだった。

 それにしても、これだけの効果が得られるとは、想像以上である。価格は高かったものの、毎日これだけすっきりと目覚められるのであれば十分納得だ。というか、もはや他の目覚まし時計は使う気になれないほどである。


当然腕に装着して使う。比較的小さなアラーム音で目覚められるのか不安になるが、実際にはびっくりするほどすっきり目覚められる アラームが鳴る時間は最大60分まで幅を持たせられ、ほぼ目覚めているタイミングを見計らってアラームが鳴る

 ところで、SLEEPTRACKERのもう1つの特徴がある。それは、自分の睡眠パターンをチェックできるというものだ。眠りに入った後、ほぼ目覚めている状態を検知し、その時間が記録される。そして、1回の眠りで何回ほぼ目覚めている状態が訪れたのか、またその周期は何分だったのかを起床後にチェックできるのだ。これによって、睡眠の質がどうだったかをチェックし、よりよい睡眠が得られるように睡眠環境の改善が行なえるという。

 実際に結果をチェックしてみると、平均30〜40分ほどの間隔でほぼ目覚めている状態が検知されていた。また、その間隔は、60分以上のものもあれば15分ほどのものもあり、比較的ばらばらであった。1回の睡眠サイクルの間に、ほぼ目覚めている状態が比較的短時間で訪れる場合と、60分近く訪れない場合とがあるようなので、特に以上はないようだ。また、平均時間が長くなるほど、しっかり眠れていることになる。

 この結果を毎日記録していけば、毎日の眠りの状態を確認できるのはもちろん、枕や布団を換えたときや旅行などでいつもと違う環境で寝た場合などに眠りの状態がどのように変わったかもチェックできる。データ化することによって、眠りの質の改善にも十分役立つはずだ。ただ、データは1日分しか記録されず、毎日の変化も自分で記録していかなければならない点はやや面倒だ。USB端子などでPCにデータを転送できれば、もっと手軽にデータを活用できるため、今後のモデルでのパワーアップを期待したい。


睡眠パターンをチェックするには、まず眠りに入る時間を設定しておく必要がある。布団に入って30分後あたりを設定しておけば大丈夫そうだ 寝ている間に訪れた、ほぼ目覚めている状態の時間が記録される

15分ほどと短い場合もあれば、60分を超えるような場合もある ほぼ目覚めている状態の平均時間が長くなるほど、しっかり眠れていることになる。結果を記録していけば眠りの質向上にも役立つだろう

 また、デザイン面も改善が必要だろう。はっきり言って、このデザインのままでは、付けたまま外出したいとは思わない。価格相応とまでは言わずとも、外出時に付けていっても恥ずかしくないようなデザインはやはり不可欠だと思う。

 だが、目覚まし時計としては、これ以上のものはないと言っていい。とにかく、毎朝気持ちよく目覚めたい、またこれから新生活を始めるにあたって寝坊だけは避けたい、と思っている人におすすめしたい製品だ。

 ちなみに、SLEEPTRACKER利用時には、二度寝は厳禁。SLEEPTRACKERは、その構造上スヌーズ機能がなく、二度寝してしまうと寝坊は確実だ。設定時間よりも20分近く早く起きてしまったとしても、まだ時間があるからと布団の中でだらだらせずにすぐに起きたほうがいい。寝坊をしないためには、全てを機械まかせにするのではなく、ある程度の意志も不可欠。筆者のように、せっかくSLEEPTRACKERを使って気持ちよく目覚めたのに、二度寝で寝坊してしまった、という失敗には十分気を付けてもらいたい。





URL
  ウェザリージャパン株式会社
  http://www.sleeptracker.jp/
  製品情報
  http://www.sleeptracker.jp/product_overview.html

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2007/03/30 00:06

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