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やじうまミニレビュー
船橋物産「目覚ましぶるるん」

〜バイブ振動の目覚まし機能が付いた低反発まくら
Reported by 本誌:正藤 慶一

船橋物産「目覚ましぶるるん」
 このところ、朝、時間通りになかなか起きられない。特に睡眠不足ということもなく、また目覚まし時計もしっかりと掛けているのだが、それでも難しい。たとえ起きられても、意識の半分は夢の中ではっきりとしない。「春眠暁を覚えず」の慣用句があるように寝心地の良い季節ではあるが、ここは新しい目覚まし時計を使って、ビシっと一発でパッチリと目覚めたいところだ。

 そこで今回は、株式会社ベッセルの「目覚ましぶぶるん」に挑戦する。Amazon.co.jpでの購入価格は8,551円だった。楽天市場ではもう少し安い価格で販売されているところもあるようだ。

 この製品に決めた理由はその出で立ちだ。右上の写真をご覧いただければ分かると思うが、見た目は目覚まし時計ではなく、枕そのもの。この内部にバイブレーターが組み込まれており、設定時間になるとバイブが揺れ、その振動で頭を揺らし、起こすというものだ。バイブで目を覚ますタイプの目覚ましは以前にも「ビッグシェイカー」紹介していたが、ビッグシェイカーは時計本体と接続したバイブを枕の下へ入れるのに対し、本製品は本体・枕・バイブがすべて一体化されているのが面白い。また、アラーム音も同時に鳴らすこともできるという。寝てから起きるまでがすべて一体化された、まさにオール・イン・ワンといった製品だ。

 パッケージ内容は、本体となる枕が一つ入っているだけというシンプルなもので、枕カバーは既に取り付けられている。枕のサイズは495×310×90mm(幅×奥行き×高さ)と、いたって標準的な大きさ。また首に負担がかからないように凹凸がつけられている。ポリウレタンフォームの低反発素材を採用しており、指で押すとその部分に押し跡が残る。頭をやさしく包み込む効果が期待できそうだ。

 ここで、自宅にあったテンピュールの枕と比べると、サイズ、凹凸ともにほぼ一緒だった。次に枕を指で押してその“低反発具合”を比べると、テンピュールの方がより柔らかくふっくらとしており、気持ちが良かった。一方「目覚ましぶるるん」では、柔らかさはテンピュールよりも数段落ちる。また、これは振動装置なのだろうか、奥にゴツゴツした堅いモノが当たる。試しに寝っ転がって頭をのせてみたが、ゴツゴツとした部分に当たる感じはなく、決して悪い寝心地ではない。はっきりいって、とても中にバイブが入っているとは思えない。枕としては十分使えるレベルにあるだろう。


製品パッケージ
パッケージに描かれたイラスト。枕のバイブ振動で起こす 枕を横から見たところ。頭が収まるよう凹凸がつけられている

表面は柔らかい低反発素材を採用する 自宅のテンピュールの枕(上)と比べると、サイズ、凹凸ともに変わらないが、低反発性で劣る

 さて、本体の盛り上がった部分を横から見ると、液晶画面といくつかのボタンが用意されているのが分かる。これが目覚まし時計の機能部だ。中央部の液晶には、現在時刻をはじめ、目覚まし時計の動作する時刻、西暦・日付を表示する。表示は「MODE」ボタンで切り替え、時計合わせ・目覚まし時刻合せは「MODE」を長押しした後「SET」ボタンで調節する。液晶の上の「SNOOZE」ボタンはその名の通りスヌーズ機能。一番下の2つのスイッチは、左側が目覚まし運転を「アラームとバイブの両方/アラームのみ/バイブのみ」に切り替えるもの、右側がアラームのON/OFFを選択するものだ。

 早速使ってみたいが、まだ電源がセットされていないので、ここではまだ動かない。電源は単三電池を6本使用し、うち2本が時計用、残り4本がアラーム・バイブ用の電池となる。電池ケースは本体内部に隠されており、カバーを外し、枕のチャックを開けて取り出す必要がある。


時計部分は本体側面に用意されている 液晶画面に時計が映っているところ。時刻設定は「MODE」と「SET」ボタンで行なう

カバーを外したところ
裏面のチャックを明けると……
中には電池ケースが2つ用意されており、うち2本が時計用、残り4本がアラーム・バイブ用となっている

 電池をセットしたところで、動作チェックに移る。まずはバイブを試してみると、「ブルブルブルブル……」と、小刻みな振動が、断続せずに連続で動作する。あまり強力ではなく、振動音もそれほどではないため、隣人や同居人への悪影響は少ないだろう。しかし、この程度で本当に起きられるの大丈夫なのか。ちなみに、アラーム音は「ピーピー、ピーピー」という、よくありがちなものだった。

バイブ振動中の様子。カバーがブルブルと震えている


 では実際に使ってみよう。翌朝7時に起きるよう設定し、頭の下に敷いて寝る。しかし繰り返しになるが、寝心地はまったく問題ない。首にフィットする凹凸の形状に、頭をやさしく包み込む低反発素材は、かなり心地がよい。

 しかし翌日、気持ちよかったハズの枕が、目覚ましのバイブ機能によって私の後頭部を攻め立てる。ブルブルブルブルと揺れるなか、さらに「ピーピー」と高音のアラーム音が追い討ちをかける。……これではゆっくり寝てられることはできない。いやがおうにも上体が起き上がる。とりあえずスヌーズボタンで止め、液晶の時刻を見ると、あら、結果的にはちゃんと時間通りに起きることができた。

 何しろ、バイブが振動するまでは非常に気持ち良い枕なので、それが突然揺れ出すものだから、起きた時は「何事か?」とびっくりして起きてしまう。普通に気持ちの良い枕として使える一方、翌朝の目覚まし時には突然バイブという牙を剥いて攻撃するのだ。従順な枕/強力な目覚まし機能という2面性は、その後も私を時間通りに起こし続けている。確かに効果があった。なお、私はバイブ機能・アラーム音それぞれだけのモードでも起きられたが、寝相の悪い人は枕から頭が離れてしまうことも考えられるため、両方を使った方が良いだろう。


布団に置いているところ
使用中は本体内のバイブ装置や電池がまったく気にならず快適

 欠点は、アラームのスイッチが開けっ広げになっているため、手を伸ばせばあっさりと振動やアラームを止めることができる点だ。これはもちろん操作しやすくて良いという面もあるが、二度寝を防ぐという観点からは甘い設計だ。実際に記者もその手で見事に二度寝をしてしまい、出勤時間ギリギリでやっと起きるというミスを犯してしまった。普通の目覚まし時計なら、アラームのON/OFFのスイッチは窪んだ位置に配置され、手の届きにくいようにされているものが多いが、本製品でもこのような配慮がほしかったところだ。

 もう1つ欠点を指摘すると、時間設定が面倒くさい点だ。アラーム時刻をセットした後は、自動で現在時刻、西暦/日付を設定するモードへ移行してしまったり、また時刻は10、11、12……のようにプラス形式でしか操作できなかったりする(10、09、08のようなマイナスの操作ができない)。毎日起床時間が変わるようなライフスタイルの方には、毎回の操作が煩わしくなってしまうだろう。また、バックライトなど暗いところで設定時刻を視認できるような配慮も欲しかった。先に指摘した点も考慮すると、目覚まし時計としての使い勝手はイマイチといったところだ。

 とはいえ、睡眠中の人間の一番側に居るはずの枕に目覚まし機能を搭載する、というそのアイディアの着眼点は非常に理にかなっており、実際にその効果もあった。単なるアイディア商品に留まらない可能性を持っているだけに、次回作ではぜひとも時計としての利便性をより高めて欲しいところだ。





URL
  船橋物産株式会社
  http://www.vessel-net.co.jp/
  製品情報
  http://www.vessel-net.co.jp/ideahit.html

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2008/05/09 00:00

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