省エネ性能に応じたエコポイント制度、5月15日よりスタート

~対象製品はエアコン、冷蔵庫、テレビ

 環境省と経産省、総務省は、省エネ効果の高い家電製品を購入した場合に、さまざまな商品やサービスと交換できるポイント「エコポイント」を付与する「グリーン家電普及事業」を、5月15日よりスタートすると発表した。

 対象となる製品は、統一省エネラベル4☆(星印)以上の「エアコン」、「冷蔵庫」、「地上デジタルテレビ対応のテレビ」の3製品。

 統一省エネラベルは環境省が定めた家電製品の基準で、市場全体における省エネ性能の位置づけを評価したもの。評価は5段階で、1つ星から5つ星で表示される。

 製品購入時に付与されるポイント額については、詳細はまだ未定としているが、価格を基準として設定するという。現在の予定では、エアコン、冷蔵庫は価格の5%程度、地デジ対応テレビは価格の10%程度としている。また対象製品購入時に、同種の古い家電をリサイクルした場合は、リサイクル相当分のポイントが加算される。

 政府の各関係省庁はエコポイント付与にあたり、購入日、購入場所が明記された「保証書」「領収書」、更に「家電リサイクル券の排出者控え」を必要書類としており、物品購入時にはこれらの書類の受領・保存を呼びかけている。



(本誌:阿部 夏子)

2009年4月21日 19:40