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パイオニア、周囲の会話を聞き取りやすくする集音器「フェミミ」

 オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは、自然な聞こえを実現した集音器「ボイスモニタリングレシーバー “フェミミ” VMR-M750」を、パイオニアブランドより9月中旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は30,000円前後(税抜)。

集音器「ボイスモニタリングレシーバー “フェミミ” VMR-M750」

 周囲の会話などの音声を集めて、クリアに聞き取りやすくする集音器。シリーズ累計出荷は37万台を越えており、初代モデルの発売以来19年間、“テレビの音量をあまり上げずに楽しみたい”、“家族や友人との会話を明瞭に聞き取りたい”といった多くの人々に利用されているという。なお、同機は医療機器認定を取得した補聴器ではない。

 新モデルは、左右のイヤホンに装備した集音用マイクにより、音声を左右の耳元で集音。音の方向感や立体感を得られ、自然な“聞こえ”を実現。これまでの集音器製品で培ったデジタル処理技術を結集し、周囲の雑音を抑制する機能や、電話使用時などに起こるハウリング抑制機能を強化し、音声をクリアに聞き取れるとしている。

 差し込むだけで充電できる専用充電器を採用し、外出先で充電切れになった場合でも、市販の単四形乾電池1個を使用可能。充電時間は最大3.5時間で、連続使用時間は約21時間。

専用充電器

 専用のイヤホンマイクは別売りで用意。色分けされた「左」「右」の漢字表記を施しており、左右が簡単にわかるという。イヤーチップは4サイズ(XS/S/M/L)付属。価格は6,000円(税抜)。

 本体サイズは、33.5×14×76mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約19g。最大音響利得は42dB。最大出力音圧レベルは115dBSPL。イヤホン部は密閉型ダイナミックで、口径は10mm。カラーはゴールド。

別売りのイヤホンマイク「VMR-AE09」(両耳用)