ニュース

東京電力、過去と現在、未来の予測を表示する「雷雲情報」配信をスタート

 東京電力ホールディングスは、スマートフォン向けアプリ「TEPCO速報」において、新機能「雷雲情報」を追加した。気象庁から発表される雷雲情報について、過去と現在の状況、さらに1時間後の未来予測を地図上に表示、登録地域に雷雲の発生が予測された場合、1時間前にプッシュ通知で知らせるというもの。

気象庁から発表される雷雲情報について、過去と現在の状況、さらに1時間後の未来予測を地図上に表示する

 「TEPCO速報」は、あらかじめ登録した地域での停電・雨雲・地震情報などをプッシュ通知で知らせることで、暮らしをサポートするアプリ。停電情報については、停電している地域だけでなく、停電軒数や復旧見込みも知らせる。登録地域は、最大8箇所までで、自宅や職場のほか、実家なども登録可能。

停電・雨雲・地震情報などをプッシュ通知で知らせる。登録地域は最大8箇所まで
停電情報については、停電している地域だけでなく、停電軒数や復旧見込みも知らせる

 同社によると、落雷は半数が7、8月に集中しており、また停電原因の約1/4は落雷によるものだという。TEPCO速報では、雷雲予測を知らせ、事前回避に利用できるほか、落雷が原因で停電が発生した場合も、停電情報をいち早く知らせ、停電規模や復旧見込みを確認できるとしている。