パナソニック、盗難対策を強化した学生向けの電動アシスト自転車

　パナソニック サイクルテックは、学生向けの通学用電動アシスト自転車「TIMO(ティモ)」シリーズを、12月上旬に発売する。車輪サイズ26型の「ティモ・W BE-ELWD63」と、27型の「ティモ・DX BE-ELDT53」2機種をラインナップ。価格は順に、11万7,000円、11万5,000円(税抜)。

通学用電動アシスト自転車「TIMO」シリーズ

　通学をサポートする機能を充実させた、学生向けの電動アシスト自転車。近年、公共交通機関のサービスの変化や、学区撤廃の動きが進むに伴い、学生の通学スタイルは多様化し、通学用電動アシスト自転車のニーズは高まっているという。今回、通学用電動アシスト自転車を「ティモシリーズ」と名付け、商品ラインアップを強化した。

　盗難やいたずら対策の機能を搭載しており、鍵は「1キー3ロック」を採用。1つの鍵で後輪サークル錠、バッテリーロック、ワイヤ錠の3つが開錠でき、盗難の不安と複数の鍵を管理する煩わしさを軽減した。サドルには、簡単に抜き取られない構造の「サドルガードマン」を施している。

　ライトは、4灯のLEDで暗い夜道を明るく照らす「ワイド4-LEDビームランプ」を搭載。車体の後方には、太陽光発電の「ソーラーオートテール2」を装備。周囲の明るさや振動に反応して自動で点滅し、自転車の後ろを走行する自動車やバイクに存在を認識させる。

1つの鍵で3つ開錠できる

サドルは簡単に抜き取られない構造

　いずれもバッテリーは、16.0Ahのリチウムイオンバッテリーを採用。充電時間は6時間。1回の充電で長距離走行を可能としており、長距離通学の場合でも充電頻度を軽減できる。

　「ティモ・W」の走行距離は、パワーモードで約59km、オートマチックモードで約70km、ロングモードで約100km

　「ティモ・DX」の走行距離は、パワーモードで約49km、オートマチックモードで約60km、ロングモードで約78km。

ティモ・W

ティモ・DX

　ティモ・Wの本体サイズは、1,885×580mm(全長×全幅)で、重量は約30.1kg。カラーは、ホワイトパールクリア、レッドジンジャー、チョコブラウン、ペールブルーの4色。

　ティモ・DXの本体サイズは、1,880×590mm(同)で、約29kg。カラーは、ピュアブラック、フレアレッドパール、モダンシルバー、マットネイビーの4色。