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通天閣と日立、2月10日(ツーテンの日)まで開業60周年キャンペーンを実施

 通天閣観光と日立製作所は、10月28日に通天閣が開業60執念を迎えることを記念し、通天閣開業記念日の10月28日から2月10日(ツーテンの日)までの期間で「通天閣開業60周年キャンペーン」を行なうと発表した。

大阪の新世界に立つ通天閣

 キャンペーン中の10月28日には、通天閣開業60周年記念セレモニーを行なうとともに、通天閣への入場料を一律210円とする。またイベントでは、通天閣60周年記念ソングが発表されるという。

 12月10日には、通天閣周辺エリア(新世界)の60年の変遷を紹介する「通天閣60周年アプリ」を配信開始予定。AR機能を搭載したコンテンツで、現在の風景と過去の新世界の風景を閲覧できる。直接、同エリアへ足を運ぶことで閲覧可能な画像も用意されるとする。

さらに1月10日からは、VR機能を使った追加コンテンツを配信。VRの360度映像を体験しながら、過去の新世界へタイムスリップしたような感覚が楽しめるものとなる。

AR機能を搭載したコンテンツでは、現在の風景と60年前の景色が見られる
VR機能を搭載したコンテンツでは、過去の通天閣周辺エリアをVRの360度映像で体験できる

 なお日立は、開業翌年の1957年7月から現在まで、通天閣の広告スポンサーを務めてきた。同社は、キャンペーンを通じて通天閣のこれまでの歩みを振り返るとともに、新たな未来へ向けるさらなる地域活性化への貢献を目指していくという。