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東芝、衣類と洗剤を温風で温め、黄ばみを防ぐ縦型洗濯乾燥機

 東芝は、温風で洗剤の酵素を活性化させる縦型洗濯乾燥機「AW-10SV5」を10月より販売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、18万円前後。

東芝の縦型洗濯乾燥機「AW-10SV5」

 洗濯/乾燥容量10kg/5kgの縦型洗濯乾燥機。洗濯物の量と種類を高い精度で見極め、適した水流に制御しパワフルに洗う「ザブーン洗浄」を標準コースに搭載。左右の反転で異なる水流を生み出し、衣類を立体的に動かす抗菌メガスクリューパルによって「浸透もみ洗い」「スクリュー押し洗い」「ほぐし洗い」など強力な水流をつくり出し、ムラなく汚れを落とすという。

 また、洗剤ケースが新しくなり、給水効率を高めて素早く濃い洗剤液を注水でき、洗濯槽を回転させながら洗剤液のシャワーを衣類の隅々まで浸透させるという。

洗濯槽内の水流イメージ

 さらに、温風で衣類と洗濯水を温めることで洗剤の酵素を活性化させ、汚れを分解する力を高めるとする「温(あった)か洗いコース」を新搭載。皮脂汚れを落としやすくし、黄ばみを予防するという。なお、「温か洗いコース」の時の洗濯容量は5kgとなる。

 上ふたには、傷がつきにくい強化ガラスを使用した「ガラストップデザイン」を採用。汚れを拭き取りやすいフラットなデザインで、サニタリールームに調和して、高級感を演出するという。

高級感があり、汚れが拭き取りやすいガラストップデザイン

 洗濯槽には、汚れをはじく親水性の高いガラス質コート(防汚コート)を表面にコーティングした「マジックドラム」を採用。黒カビの原因となる汚れの付着を防ぎ、清潔に保つという。また、ふろ水ホース、メガスクリューパル、W糸くずフィルター、Ag+抗菌水ユニットも抗菌加工が施されている。

 本体サイズは、614×628×1,048mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約52kg。カラーは、グレインブラウンとグランホワイトを用意。

洗濯容量違いの「AW-9SV5」も発売

 また、洗濯/乾燥容量9kg/5kgの「AW-9SV5」も10月より販売する。カラーはグランホワイトのみ。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、17万円前後。