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ラトックシステム、PM2.5/PM10を計測してスマホで確認できる「ほこりセンサー」

 ラトックシステムは、PM2.5/PM10などの飛散量を計測して、スマートフォンやタブレットで確認できる「Bluetoothほこりセンサー REX-BTPM25」を6月下旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は19,800円(税込)。

Bluetoothほこりセンサー REX-BTPM25

 空気中を浮遊している花粉やハウスダスト、タバコの煙などの飛散量を計測するBluetooth対応の、ほこりセンサー。PM2.5/PM10を選別して計測できるセンサーに加えて、温度/湿度/照度/気圧を計測するセンサーを搭載。計測データはスマートフォンまたはタブレットで確認できる。

本体正面には4灯のLEDライトを搭載。PM2.5またはPM10の飛散量を6段階で表示する
背面には電源スイッチやペアリングボタン、充電用のmicro-USBポートを搭載

 本機とスマートフォン/タブレットは、Bluetoothで接続。専用アプリ「RATOC PM2.5対応 ほこりセンサー」で、計測値の確認や、各種設定が行なえる。

 アプリで確認できる項目は、右記のとおり。まず空気のキレイ度が分かるPM2.5濃度(μg/m3)、PM10濃度(μg/m3)、AQI(空気質指数)。さらに温度(℃)、湿度(%)、照度(lx)、気圧(hPa)、不快指数(温度・湿度から算出)の気象データ。

 なおPM2.5とPM10については、設定レベルを超えた場合に、本体ブザーを鳴らしたり、スマートフォンに知らせたりする機能を備えている。

専用アプリ「RATOC PM2.5対応 ほこりセンサー」をインストールすれば、空気のキレイ度や、気象データが見られる。
設定により、定期的にデータを計測することも可能

 本体は、簡易防滴構造で、マンションのベランダなどに設置可能。外に飛散する花粉量などを、室内で確認できる。

 同社によれば、身近な空間における空気の状態を把握することで、マスク着用や分煙、外干しできるかの目安にするなど、状況に応じた対策が立てられるとする。

 本体サイズは約50x110x95mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは約225g。容量2,600mAhのリチウムイオン電池を内蔵。約3時間の充電で、1時間間隔で計測した場合は、約100時間駆動する。動作環境は温度が0〜40℃、湿度が20〜80%。