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長い付き合いになりそうな大人のスマホケース「RAKUNI iPhoneCase」

 最近、自分が手にする製品に1つの特徴があります。それは、みんなこんなの欲しいんじゃない? というリサーチのもとに作られるものではなく、自分が使いたいからとことんこだわって作ったらこうなりました、という製品です。今回ご紹介するトーモのスマートフォン用ケース「RAKUNI iPhoneCase」もその1つ。

RAKUNI iPhoneCase for 6/6s キャラメル
メーカー名トーモ
製品名RAKUNI iPhoneCase for 6/6s キャラメル
価格4,450円(Amazon)

背面にカードホルダーを備えた本革iPhoneケース

 私が使っているのはiPhone 6s用なのですが、「RAKUNI iPhoneCase」が他のケースと大きく違うのは、表にカバーがなく、“背面にカードホルダーを備えている”という、他に類を見ない構造をしていることです。トーモの代表が(おっちょこちょいな?)自分のニーズを反映し、さらにそれを洗練させた結果、現在のスタイルになったようです。

 作り手が、自分のためにとことんこだわった製品というのは、なぜそうなったのかが分かることもあり、納得して使えるというのが共通しています。特に「RAKUNI iPhoneCase」の場合、その名の通り「ラク、に」使いたいというのがコンセプト。かれこれ2週間ほど使っていますが、確かにラクです。

ケースの背面にカードホルダーがついています

収納スペースがあるのに、シンプルなケースのように自然に使える

パッと見はシンプルなスマホケース
裏側はこの通り

 カードホルダー付きのケースといえば、今もっとも流行っているのはシステム手帳風に使えるケースでしょう。多くの場合、左側がカードケースを備えたカバーで、右側がスマートフォン固定用のケースになっており、まさに手帳のように開いて使います。ケース側はカメラのレンズ周りがくり抜かれており、そのまま写真も撮れるというパターンが一般的です(中には本格的なお財布を装備したものも!)。

 手帳型の場合、改札を通過したり電子マネーで支払いをするときはそのまま使えて便利ですが、写真を撮るとき、とくに横向きが不便です。反対側に折り畳んでしまうとレンズが隠れてしまうため、開いた状態で撮らなくてはなりません。そのため、スマートフォンケース部分とカバーを強力な磁石で固定させ、撮影時は取り外せるようにしているというツワモノまであります(磁石の影響が心配です)。

 「RAKUNI iPhoneCase」は、背面にフリップ式のポケットがあり、カード類、名刺、お札などを入れられるようになっています。カードケースがありながら、開いたり閉じたりすることはありません。しかもカメラのレンズを隠さないので、ストレス無く撮影を楽しめます。

 素材が本牛革というのも嬉しいポイントです。使われているのはトルコ産の牛革とのことですが、サラサラした肌触りでありながら、手にしっかりフィット。カードホルダーの凹凸も上手い具合に指にかかり、持ちやすい構造になっています。同じ素材のストラップも付属するので、ストラップを手首にかけておけば安心です。

手ざわりもいいです
背面がゴツゴツしますが、その分テーブルの上から持ち上げやすいというメリットも
しっかりしたストラップが付属しており落下防止も

一度使い始めると病みつきに!

 このカードホルダーに、現在、ポイントカード、iD付きのクレジットカード、Suica、名刺3枚、千円札1枚を収納しています。ちょっとした支払いならこれだけで済んでしまうので、十分です。また、いい具合にエイジングが始まっており、自分なりの味がでてきているのも確認できました。

 なにより、安心がいっぱい詰まっているというのに、自然なスタイルで使えるというのはほんとうにラクです。いろんなカード一体型のケースがありますが、「RAKUNI iPhoneCase」はスマートに使いたい方におすすめのケースといえましょう。

2週間で味がでてきました。落ちついたデザインなので服を選びません
よく見るとステッチもかわいいんです
Amazonで購入